突然ですが、あなたはこんな思いをしていませんか?
「婚活を始めてみて、何だか気持ち悪い男性にしか出会っていない気がする…」
「気持ち悪い男性と出会う私に問題があるんじゃ…」
気持ち悪いと思うポイントは人それぞれですが、筆者も婚活をしてみて「ごめんなさい、気持ち悪いです。どうしましょう。」と悩んだ経験がありました。
しかし、どうして婚活市場には気持ち悪い男性が多いのでしょうか?
また、気持ち悪い男性に出会った場合、どのように対処したら良いのでしょうか?
今回本記事では、気持ち悪い男性に出会う原因と対策方法をお伝えします。
「気持ち悪い男性ばかりで不愉快な思いをしている」と言う人だけ、ぜひご覧ください。
体験談
冒頭でもお伝えしましたが、筆者のたかこも婚活をしていて、気持ち悪い男性に出会ってしまい、常にバケツが必須だった時期がありました。
私自身、人に対して「気持ち悪いと思うのは良くない。相手に失礼だ。」と思っておりますが、実際に気持ち悪いと思いたくなくても、気持ち悪いと思ってしまう人が婚活市場には存在する訳です。
私の場合は、下心みえみえの男性と出会うと気持ち悪いと感じます。
例えば、マッチングアプリで出会った男性と飲む事になり、終電を逃したのでタクシーに乗ろうとすると、一緒に乗ってきて、その男性が運転手さんにホテルの住所を言って帰らせないようとしたり、また、別の男性には気安く頭を撫でられたり、二の腕を触られたり、急に手を繋いできたり、初対面なのにも関わらずボディタッチが多い人もいます。
更に、そのままストレートに「ホテル行こうよ」「キスして」と言う男性にも出会った事があります。
下心を隠さずに堂々と言える事は素晴らしい度胸だと思うのですが「私はあなたとそういう関係になりたいなんて一言も言ってないよ。」と思う事だってあります。
それに、まだ信頼関係が築けている訳でもない知らない人に急にカラダを触られて喜ぶ女性はいるのでしょうか。
いくら婚活アプリで長い期間メッセージのやりとりをしたからと言って、直接会うまではどんな人なのかも分からないですし、一回会っただけで信用出来るか判断するのは非常に難しいです。
相手の事がよく分からない状態で相手の下心に気付いてしまったら「もしかして軽く見られているのかも」「カラダ目当てだけかな?」と疑ってしまう事もあります。
とにかく相手に下心があると分かってしまった時点で、食事以上のことはしません。生理的に無理です。
私の場合は、下心がみえみえの男性に対して気持ち悪いと思ってしまうのですが、あなたは婚活をしていてこんな男性に出会った経験はありませんか?
- 結婚に対して意識が高過ぎてすぐに指輪の下見をしちゃう男性
- 親の介護の為に婚活をしている男性
- 自分の容姿ばかり気にするナルシストな男性
- クチャラー
- いつまでたってもモジモジしていて会話が弾まない男性
などなど、挙げればキリがありませんよね。
ただ、あなただけが気持ち悪い男性と出会っている訳ではないので、安心して下さい。
なぜ婚活をしていると気持ち悪い男性ばかりに出会うのか
それでは、なぜ婚活をしていると気持ち悪い男性ばかりに出会うのでしょうか?
原因は大きく分けて「①実際に婚活市場は非モテだらけだから」「②女性側に問題があるから」と2つあります。
婚活市場には非モテが多く存在します。
婚活をする上で知っておくべき事は「婚活市場には非モテが多い」と言う点です。
以下の未婚の男女についての資料をご覧ください。
全体で、モテに分類される人は男性で26%、女性でも31%です。私は独身研究を長く続けていますが、このモテるという能力、いわゆる「恋愛強者」は少なくとも過去30年間通して男女とも大体3割で変わりません。逆に言えば、7割は非モテです。
引用:東洋経済オンライン
上記の資料は「容姿の良さ」「付き合ったことがある」「異性から告白されたことがある」など複数のモテ要素を加味した結果です。
資料を確認してみると婚活市場には男女問わず7割の非モテがいることが分かりました。
つまり婚活市場には非モテが多く女性にとって「気持ち悪い」「嫌だな」と思う行動を男性側が理解せずに、ついやってしまい、結果的に気持ち悪い男性に出会ってしまっているのです。
女性側の理想が高い
確かに男性が女性慣れしていない場合、相手はどのように女性と接すれば良いのか分かりませんし、知らず知らずに気持ち悪い行動を取ってしまう事もあります。
しかし男性側だけに問題がある訳ではなく、女性側も理想が高いと言う問題があります。
例えば、結婚するなら普通の人がいいと思う方が多くいますが、よく考えてみて下さい。
- 男性の顔は星野源とか森山未来レベルのフツメンでOK!
- 年収は400万円〜600万円以上
- 職業は安定している公務員か上場企業
- 身長は170cm以上
- 長男だと相手の親とか介護しなくちゃいけないから次男がいい!
- 性格は温厚で誠実な人
- 休日は家事を手伝ってくれる人
と、ひとつひとつ見れば上記で挙げたような普通の男性はいると思いますが、全ての条件をクリアしている男性は滅多にいませんよね。
なのにも関わらず、全ての条件をクリアしている男性が普通で理想の男性以外は不正解だと思い込んでしまっている場合があるのです。
少しの欠点も許せないと、ついちょっとした行動でも「気持ち悪い」と思ってしまうのです。
しかし、そもそも男性側も女性を選んでいますから自分よりレベルの低い女性は選びません。男性は自分と同じレベルの女性を求める傾向がありますから恋愛や結婚では似た者同士が結ばれやすいです。
つまり、私やあなたの周りになぜ気持ち悪い男性がいるのかというと、そもそも自分自身が気持ち悪いからと言う事になります。
ここで「私の何が気持ち悪いの?」と少しイラっとしたかもしれません。しかし相手の顔・年収・職業など条件ばかり気にして「一人の人間」として相手を尊重していないのが、そもそも間違いなのです。
もちろん理想や夢があるのは悪い事ではないですが、あくまで理想は自分一人だけのものです。
相手ありきりの理想は理想ではなく、ただ自分が劣っている部分を相手に求めているだけの行為です。
年収が高い人がいいなら、まず自分の年収を上げましょう。安定した職業の人が良いなら、自分が安定した仕事に就きましょう。
完璧な男性はこの世にいません。少女漫画の世界ではないのです。気持ち悪い男性に出会いたくなければ、自分の価値を高めましょう。
気持ち悪い男性に遭遇した時の対策方法
確かに未婚の男性には非モテが多いので、婚活をしていると女性側にとって普通では考えられないような行動をする男性に出くわすでしょう。
またマッチングアプリのプロフィールだけを見て生理的に無理だと判断した場合は仕方ないですが、プロフィールだけを見てもどんな人なのか判断出来ない事が多いと思います。
直接会うまでは「意外と良い人」だったり「思ったより好印象」と言う場合があるので、実際に会うことをオススメします。
しかし、実際に男性と出会うまではどんな人なのか分かりませんから、逆に気持ち悪い男性に出会う事もあり、「何でこの人の為に時間を作ったんだろう。時間の無駄だな。」とストレスを感じてしまう場合もあるでしょう。
女性側にも問題があるとは言え、実際に男性に対して「気持ち悪い」と思ってしまった場合、どのように乗り越えたら良いのでしょうか?
男性としてではなく一人の人間として接する
男友達であれば気にしないところも婚活となると許せなくなってしまう事はありませんか?
最初から「デートをして、キスをして、それ以上の事もいずれはする人」と最初から構えているから、ちょっとした嫌な部分も気になってしまうのです。
なので男性としてではなく、人として接することです。
例えばあなたが「太っている男性は恋愛対象外」だったとします。しかしデートに現れたのは想像以上に太っている男性。
さらに服装も全然好みじゃないし、声も好きじゃないし、デートも上手にエスコートしてくれません。
「うわぁこの人とデート?あえりえない。」と思うかもしれませんが、友達だったら気にするでしょうか?
あなたは、しばらく恋愛をしていなかったり、少女漫画・恋愛ドラマを見すぎて恋愛は特別なことと思い込んでしまっている可能性があります。
その思い込みから相手に対する理想が高くなり男性に対する期待値が高くなっているのです。
で、自分の理想とする男性と現実にいる男性を見比べて「アイツこんな事も出来ないの?男としてどうなの?」「え?服装のセンスなさすぎ」と言う具合に、どんどん相手の嫌な部分ばかりが気になり減点方式で相手を見てしまっているのです。
一方、人や友達として接してみると「この人って意外と面白いな」「しっかり考えを持っていて誠実だな」「一緒にいても苦じゃないな」と言うように加点方式に変わるので男性の良いところが見えてきます。
そうすると、苦痛だと思っていたデートがいつの間にか楽しいデートになっている事もあります。
ただ、それでも「キモい男性の良いところなんかどうでもいい。デートしたくない。」と言う人もいるので、少しだけお話すると、人は危険を察知する能力が元々備わっており本能的に相手の嫌な部分が見えるようになっています。
しかし人の良いところを探す場合は、自分で努力して意識しなければ相手の良いところや素敵な部分を見つける事は出来ないのです。
つまりバカでも相手の欠点は分かりますが、人の良いところは理性的で賢い人でなければ分からないと言う事になります。
「あなたがバカだから、いつまでたっても男性の気持ち悪い所ばかり目に付くんだぞ」とは言いません。もちろん私も人の行動に対して許せない事だってあります。しかし、男性だけのせいにしている可能性は高いのです。
先程もお伝えしたように、たとえ気持ち悪い男性が現れたとしても意識して相手の良いところを探すよう努力すれば、人の良いところを探せる癖がつき自分が賢くなり自分の成長に繋がるので無駄な時間は過ごさないようになります。
無駄なプライドは捨てて賢く婚活をしましょう。
育成ゲームだと思おう!
これはとてもポップな方法です。
用意するものは「あなたが持っている母性」です。
母性を使った育成ゲームだと思って気持ち悪い男性と接するのです。
例えば、あなたは今まで婚活をしていて男性に「気持ち悪い、イライラする」と思った事はありませんでしたか?
- 自分が話を振らない限り喋らない男
- 料理屋さんに行っても自分で注文出来ない男
- やんわり断っているのに連絡がしつこい男
- おどおどしている男
- もじもじしている男
そういった男性に出会った時は「自分の息子」だと思って接しましょう。
やっぱり男性は女性慣れしていないと、どのようにエスコートすれば良いのか、どう会話を続ければ良いのか分かりません。
女性と接する機会が少ない男性は、女性と食事をするだけでも緊張してしまうものです。
世の中には最初から完璧な男性は存在しませんから女性が喜ぶ事や嫌な事などをたくさん教えてあげましょう。
例えば、自分が余裕をもって「注文する時はこうするんだよ?」「こういう時は女性が嫌がっているサインなんだよ?」と母親のように接する事で非モテ男子を救う事になりますし数年後にはいい男になっている可能性もあります。
また自分の息子だと思うと母性本能が働き、嫌だと思っていた部分がとても可愛らく感じるのです。
たとえ相手と恋愛に発展しなくても自分の許容範囲はどんどん広くなるのでオススメの方法です。
しかし、それでも男性に対して「気持ち悪い。生理的に無理。」と感じた場合は、デートを切り上げ、会うのはやめましょう。
まとめ
筆者もたくさんの男性と出会い「何で気持ち悪い男性ばかりにしか出会わないの?」と毎日泣いていた時期もありましたが、少し視点を変えてみたら、素敵な男性がたくさんいた事に気付きました。
気持ち悪い男性に出会わない為には、どんなに気持ち悪い男性に出会っても自分のプラスになるように心がける事が大切です。
自分が気持ち悪い男性に出会ってしまうのは仕方ない事ですし、泣いても叫んでもこの世から気持ち悪い男性がいなくなる事はありません。
気持ち悪い男性に出会ってしまった場合は悲観するのではなく時間を無駄にしないようにその状況を楽しむのがコツです。