今回は北海道・札幌市で結婚相談所を運営する「ホワイトマリッジ」様にインタビューをさせて頂きました。
結婚相談所の他に婚活パーティーも運営している相馬様に「婚活がうまくいくコツ」や「婚活で起こっているひどい現実」など根掘り葉掘り聞いてきました!
婚活がうまくいかないと悩んでいる方は是非ご覧ください!
- 1 結婚相談所を利用される人の平均年齢を教えてください
- 2 結婚相談所を利用する人のキッカケ・動機を教えて下さい
- 3 婚活のカタチが多様化する現代において結婚相談所はどういう役割を担うか
- 4 結婚相談所を利用する人の結婚に対する価値観などは10年前と変化はありますか?
- 5 婚活が上手くいかない人の特徴とは?
- 6 婚活が上手くいく人の特徴はありますか?
- 7 結婚相談所の選び方を教えてください
- 8 他の結婚相談所と比べた場合の貴社の強みを教えてください
- 9 どのようなカウンセリングを行うんですか?
- 10 プロフィール作成時に成婚に結びつやすいコツなどはありますか?
- 11 今までで最も印象的だった会員様の婚活エピソードを教えてください
- 12 まだ結婚していない若者に一言お願いします
- 13 最後に
結婚相談所を利用される人の平均年齢を教えてください
相馬さん:弊社は札幌の他に新宿・名古屋・大阪にも結婚相談所がありますが、北海道は平均すると女性が30代半ばくらいで男性はおそらく40歳前半くらいになるかと思います。
また最年少で23歳で最年長で72歳という感じです。
北海道はそのくらいですが東京エリアは大体女性は30代が中心で男性は30代後半から40代です。
——男女比を教えてください。
相馬さん:北海道だけで言うとちょっと前までは大体男性6割女性4割くらいでした。男性の方が多かったんですがキャンペーンをやってからは女性の方が多くなり最近は大体半々くらいです。
——どんなキャンペーンをやられて女性が増えたんですか?
相馬さん:100名限定で「体験お見合い」というキャンペーンを実施しました。
私たちは元々婚活パーティー会社(ホワイトキー)なんですが、婚活パーティーだと誰が来るのか分からなくて会員さんが不安になる事もあります。
一方お見合いって言うのは予めプロフィールを見るので実際に相手が来ても大体予想がついて分かります。
ですが、すごく素敵だなって思う方もプロフィール写真の方が悪かったりするんです。
写真って500分の1秒とかの世界なので写真を見ただけで「違う」とすぐに判断する方が多いですし、婚活をしていると相手への希望がたくさんありすぎて結婚への距離を更に遠ざけてしまう方が多くいます。
例えば、年齢は29〜40歳で年収は600万くらいで次男がよくて…と言うように次から次へと条件が出てきてすごく果てしないんです。
男女ともに条件を挙げ過ぎるとお互い条件が合わないからお見合いすら出来ない事がよくあります。
なので体験お見合いでは、1個だけ条件を決めてもらいました。
それで体験モニターの方と2時間くらいお話をした中で私が「この人だったら、あの人がいいな!」とピンと来た相手に体験お見合いのお知らせをして、実際に相手に会いに来てもらってプロフィールも一切見ずにいきなり会うというキャンペーンを実施しました。
基本的に弊社は婚活パーティーのお客様が来る事が多くてそういう方達に「体験お見合いモニターやりますか?」というニュアンスでアンケートをとったら「やりたい!」と言う女性が多くて一気に女性会員が増えました。
結婚相談所を利用する人のキッカケ・動機を教えて下さい
相馬さん:ホワイトキーという婚活パーティーに参加しているお客様が大体ホワイトマリッジの会員になります。
弊社ではホワイトキーが充実していて最初はパーティーが好きでパーティーに参加していても、男性が参加出来る年齢が42歳(±2)までというパーティが多いんです。
で、40代50代になると急にパーティーのカテゴリが変わってしまうので20代の女性が好きな40代の男性は40代というくくりになるので20代の女性に会えなくなります。
また42歳(±2)までなので44歳でもパーティーに出れるんですが20代の女性を狙っても一回り年齢が違うから相手からすると「おじさん」になるので恋愛が上手くいかないんです。
最初は婚活パーティーに参加する男性も20代の女性がいるというだけで満足しちゃう方がいて過去にモテてた方でも年齢を重ねると全然モテなくなります。
更に弊社の婚活パーティーはその場でマッチングしなくてもアプローチカードやメッセージカードも用意していますし、パーティー後もメッセージを送る事が可能なのでアプローチを積極的に出来たら、とっくに結婚出来ていると思います。
しかしパーティーに通って年齢を重ねてしまうという事はもしかすると婚活パーティーが向いていない可能性が高いです。
なので、婚活と言っても色々あってそれぞれ向き不向きがあります。
マッチングアプリでも大丈夫な方もいればパーティーが良い方もいますし、お見合いが良いという方もいます。
婚活パーティーは自分をアピール出来る時間が少ない事もあり、外見(清潔感など)が良かったり会話が上手くないとカップルになれないんです。
一方お見合いだと多少無口でも練習を重ねれば少しずつ会話が出来るようになって、何とかいくのがお見合いです。
あと、女性は「結婚したいけど子宮の年齢がある」っていうのがやっぱり厳しい現実で、今は楽しい事が多いから女性も30代で仕事もプライベートも楽しんで充実出来るので結婚をおろそかにする場合があります。
彼氏が出来ても簡単に別れたり結婚に執着しないで生きている方が多いんですが「いよいよ結婚出来ないかも!」と焦った頃に入会する方が多くて、そうなると結婚する対象がいなくなったりするんですが。
婚活のカタチが多様化する現代において結婚相談所はどういう役割を担うか
——先ほど婚活と言っても向き不向きがあるとおっしゃっていましたが?
相馬さん:私はありとあらゆる事をやって欲しいと思います。
出会いの場を広げる分には「どんどんマッチングアプリもやって」と会員さんには言います。
婚活している時は時間が勿体ないので弊社だけに縛られず、友達にも声をかけて、弊社も利用して…ってあらゆる事をした方が良いと思います。
なので私はお客様に弊社だけを利用してと強制しないですし成婚料は入りませんがホワイトマリッジの会員さんにはホワイトキーのパーティーの参加費が割引されるのでどんどんパーティーに参加してと言います。
婚活パーティーで良い相手が見つかったらそれでも良いと思います。
——なるほど!婚活パーティーにも参加した方が良いんですね。
相馬さん:ただ女性から苦情みたいなのがあって「相手が既婚者だった」とか婚活パーティーで知り合った男性と結婚しましたが「実は年収800万円って言ってたのに500万円で、しかも借金があった!」という場合もあります。
婚活パーティーは源泉徴収票を出して下さいとは言えないので年収を嘘つく事が出来るんです。
しかし結婚相談所は男性に絶対に源泉徴収票や独身証明証などガチガチに提出してもらうので危ない人はいないです。
また性格的に結婚相談所が向いていない方やクレーマーになりそうな方も入れません。
安全な場所で結婚に向けて活動してもらう為に結婚相談所に入ってもらうので秩序を乱しそうな方は最初から入れないです。
それから結婚する気のない方も入れません。
例えば今は事実婚が良いという方もいますし籍を入れたくないという方もいます。
そういった方は結婚相談所連盟をなるべく使わせないようにしています。
結婚相談所連盟と言っても「入籍する人」と限定している所もあったり、もうひとつの連盟は事実婚OKだったり、同性婚を認めているような連盟もあります。
連盟もそれぞれのルールがあるので、弊社で会員さんによって使い分けている感じです。
結婚相談所を利用する人の結婚に対する価値観などは10年前と変化はありますか?
——長年結婚相談所をやられていますが、昔と変わった部分はありますか?
相馬さん:昔は結婚相談所に来る人数が少なかったと思います。
今は日本が少子高齢化が進んでいるので町や市がお金を出す動きがあります。
——昔と比べて今の若者の結婚に対する価値観は変わりましたか?
私たちの時代なんて大体24歳でもう結婚していましたが、今は大体プラス10歳くらい結婚する年齢が違うなと思います。
ただ今女の子も30代でも若くて可愛い人も多いですからね。
バブルの時代だと縮毛強制もないしオシャレの限界がありましたがナンパですぐに結婚する方が多かったんです。
しかし今は結婚したくないという方が多いと思います。
例えば彼氏とクリスマスを過ごしたら友達のクリスマスパーティー呼ばれなくなるとか、子供は欲しいけど彼氏はいらないとか。
男女グループで集まった方が楽しいから結婚しないという方が私の周りでは多くいます。
これは少子高齢化のうえに更に結婚したくないという方が多くなっている日本の根深い問題だと思います。
なので貴社でも結婚の良さをどんどん伝えってください。(笑)やっぱり異性と出会う事で人生変わるのでその良さを伝えていって欲しいです。
——相馬さんの考える結婚の良さってなんでしょうか?
相馬さん:恋愛は最初からこの人に気に入られたいと思ったら良い所しか見せないので、私はあまり恋愛感情がない方が結婚は上手くいくと思います。
最初からこの人に気に入られたいと思ったら女性も男性も良い所しか見せないので。
私も若い頃は「絶対好きな人じゃないと結婚は無理」と思いましたが年齢を重ねて結婚に携わる仕事もして考え方がすごく変わりました。
結婚相手が見つかってその相手と結婚してから恋愛をして欲しいと思うようになりました。
——確かに最初にいいなと思っても後から違ったというのがあるので人を見極めるの難しいです…
相馬さん:出会った時は素晴らしいなと思っても、人の本性って3割くらいだと思った方がいいです。
だから友達から結婚した人っていうのは結構うまくいっています。
私自身がそうだったから分かりますが好きな人と恋愛して結婚したいと思うのも良いんですが相手の気持ちって変えられないので自分がどんなに好きでも相手が私の事嫌いって言ったらそれで終わりなんです。
お互い両思いだったら良いんですが思い通りにいかないから恋人を殺しちゃったりストーカをする人もいる訳です。
でも、男女が出会ってある程度ありなかな?良い人だなと思ったところから生活を一緒に始めて恋愛をしていくのは本当に素敵です。
私は同棲を7年して相手の事を知り尽くしたうえで結婚して離婚してしまったんですが、結婚してから始まっていく方が夢があるし未来がある気がします。
お見合い結婚って結婚がゴールというよりスタートの結婚というイメージが私の中にはあります。
ただ恋愛や結婚をネガティブに考える方も多いです。
傷付きたくない、失敗したらどうしようって殻に閉じこもっちゃう方もいて難しいんですが結婚相談所には色々な方がいて、たくさんの方を見ていて思いますが、がらっと人生が変わります。
人間としての幅が広くなったり器が大きくなっていったり、婚活は特に人間としてすごく磨かれます。
男女ともに入会した時とは別人のように人柄がよくなって成婚退会する方が多いです。
——どのように会員さんは変わっていくのですか?
相馬さん:例えば「上から目線」で入会した方が相手のプロフィールを見ても「この人はなし!」「顔がタイプじゃない」と散々言っていた方が結局婚活をしてみて意外と自分が通用しない事に気付くんです。
今まで可愛いだけでモテてた女性も33〜35歳くらいになるとすぐ振られてしまう事があります。
そうすると今までチヤホヤされて生きてきて自分が振られるという現実に直面して初めて「え、なにこれ?」と気付くんです。
また、基本的に結婚相談所で紹介する方とはお見合いを1時間して交際期間つまり二人だけでデートをしたりするんですが結婚相談所の中にはルールが曖昧な所もあって二股をかけられる事があります。
——結婚相談所なのに、二股かけられるんですか?!
相馬さん:二股をかけられてカラダだけの関係になる被害者がいたり、一部の連盟ではカラダの相性を試したい人もいるから二股自由な連盟もあります。
ですが、弊社は成婚主義の連盟だけと取引しているので色々ルールが厳しくてカラダの関係を持ったら成婚扱いになります。
弊社はお見合いをしたあと交際する場合1ヶ月で二股はかけられません。
何故二股をしないようにするかというと複雑交際が一番成婚を遠ざけるからです。
ただ、ほとんどの方が保険をかけたいから「二股をさせない結婚相談所」は不評なんです。
婚活が上手くいかない人の特徴とは?
——複雑交際をすることで婚活がうまくいかないと?
相馬さん:先ほども言いましたがほとんどの方が「二股をしたい、保険をかけたい」と思っているので婚活が上手くいかない事が多いです。
いつまでも迷ってるから結婚が出来ないんだと思います。
私は結婚しようと思ったらいつでも出来ると思うんですが、やっぱりみんな相手を選ぶから出来ないんです。
自分が選んだ相手と結ばれる事が出来たら結婚に繋がりますが結局選んだ相手が自分の事を選ばない事が多いから上手くいかないんです。
だから保険をかけたいという方がいます。
例えば「Aさんが本命だけど、AさんがダメだったらBさんでいいや」というズルイ考えを持った方がいるんです。
でも、そういう方は大抵失敗してるし成婚出来ない事が多いです。
——保険をかけるのは誠実ではない気が・・・
相馬さん:どうでしょうね・・・逆に遊び人みたいな方が選ばれる事もあるので一概には言えないです。
ただ、遊び人みたいな方は申し込みがたくさん来るので「あっちも良い、こっちも良い」と欲がたくさん出てきてしまう事が多いです。
結婚相談所の交際って付き合っている訳ではないので保険をかけても罪悪感が少なくてみんな保険をかけたがります。
実は弊社もそれで失敗しています。
——以前は複数交際OKだったんですか?
相馬さん:過去に2ヶ月まで複数交際を認めていた時にお客様の中に「2ヶ月二股かけていいんですか?」と喜んでいる方がいて「そういうことじゃないよ」と言いました。(笑)
基本的に交際は一人ですが、お見合いの時期が同じで「どちらも捨てがたい」となった場合、どちらとも何回か会ったうえで選ぶのはしょうがないとは思います。
でも相手の方ももしかしたら他の方と会ってる可能性もあります。
だから自分がいくら一途に一人を選んだとしても、どちらかが二股をしていたら上手くいきません。
あまり長い期間二股をかけるという事は自分もしくは相手の人生を無駄にしてるし「二兎追う者は一兎も得ず」は本当で、本人は誰も見てないから二股してもいいやってバレないと思ってやるんです。
ですが、ご縁ってそんなに甘くないです。悪い事は出来ないですよ(笑)
で、因果応報ではないんですが成婚間近で二股したら二股をやり返されるみたいな事が起こっていたので「1ヶ月間は複数交際しても良いけど1ヶ月経ったら絶対に一人に絞る」というルールに変えたらすごい成婚が増えました。
だから私は弊社に入会した以上会員さんには誠実に婚活をやって欲しいとは思います。
婚活が上手くいく人の特徴はありますか?
相馬さん:結婚していく人の特徴は、やっぱり土俵が同じというかステージが同じというか…家庭環境が同じだったり年齢が近かったり価値観が似ていたり出会うべくして出会ったみたいな事があります。
あと、弊社は交際して3ヶ月程度で成婚してもらいますが最長6ヶ月というルールでやっています。
6ヶ月以上お付き合いしたら成婚という形になるので、それ以上は本人たちに任せてもらって退会して頂きます。
で、私たちの料金システムは2通りあって「先に成婚料をまとめて支払う1年間コース」か「少額の初期費用と月会費、最後に成婚料を支払うコース」の2パターンを用意していますが、成婚料を先に支払うコースの方がぽんぽんとすぐ結婚が決まります。
例えば成婚料が後払いの方は慎重になる事が多くて「この人に大体10万円を支払う価値があるのか」とか考えて決断するまでに結構時間がかかります。
結婚相談所の一番の目標が「成婚」なのに余計成婚を遠ざけている気がしたので、どうしたら良いのかなと考えました。
それで女性ってお得なものが好きで先にお金を支払うと元を取ろうとする傾向があるんです。
だから「先に成婚料をまとめて支払う1年間コース」ではカウセリング料・活動サポート費など全て入っている「オールインワンみたいな感じ」と言ったら利用者さんはお得に感じるし、「1年以内に成婚しよう」と思うので、成婚する人が多いです。
北海道でナンバーワンのコースです。
例えば会員さんですごく頭が良くて優秀な40歳の女性に「1年で成婚している人が多いナンバーワンコースが一番効率的ですよ」と勧めたらその方は決断力が早くてすぐにそのコースに決めました。
で、プロフィールシートには相手の希望年齢など記入するんですが「40代の方は希望年齢の1歳上でも素敵だなって思う方から来なくなる事があるので、希望年齢は書かない方がいいですよ」とアドバイスをしたら、すごく素直に「分かりました」と言って年齢条件を書かないようにしたんです。
それからプロフィール写真もあまりに綺麗にし過ぎて実際に会った時と違うと相手が落胆してしまう事があるので、素のままでいいから笑顔で撮りましょうとアドバイスをしました。
その女性は頭が良いからプロの言う事を素直に聞こうと、言う通りにするんです。
最初はその女性は「北海道の方がいい」「年齢はプラスマイナス5歳くらい」「年収がいくら」などありどれも叶いませんでしたが、素直にアドバイスを聞いて最終的に本州に住んでいる16歳上の医者と結婚しました。
相手の医者の方は「年齢条件を書いている女性には絶対申し込まなかった」とおっしゃっていて、その女性が年齢条件を書いていなかったから申し込みをしたらしいんです。
で、女性が最初に希望していた男性像ではありませんでしたが「人格が素晴らしい方で良かった」とおっしゃっていました。
その医者が独身だった理由は、長男ということもあり仕事を頑張って家族全員の面倒をみて長男としてやるべきことをしていて結婚が出来ずにいたんです。
ですが交際して3ヶ月で成婚して半年で結婚しました。
基本的に成婚したらこちらからは連絡が出来ないんですが、その女性から連絡がきて「相馬さんの言う事聞いてよかったです。私があのとき年齢条件を消してなかったら相手も申し込んでなかったから。」と報告してくれてました。
それから妊娠の報告もしてくれて「すごく良かった」とおっしゃっていました。
——素直にプロの話を聞くという事ですね…
相馬さん:だから思い込みを捨てましょうという感じです。囚われているものから解放されましょう。
あとはやっぱり人の話を聞く耳を持つ事です。「私はこうだから」と頑固な方は恐らく難しいと思います。
結婚は人と暮らす事だからお互い合わせる事をしないと誰とも暮らせないので、柔軟性も大切だと思います。
結婚相談所の選び方を教えてください
相馬さん:その結婚相談所のやり方によってだと思います。
弊社は「成婚主義」なのでルールのもとで活動しているので自由が若干ないです。
例えば、お見合いをして、交際して、成婚するという流れがあるんですが「これをしたら成婚ですよ」というルールがあって、その内の一つがカラダの関係を持ったら速やかに成婚退会をしてもらう事です。
で、「彼氏が出来てもすぐに結婚したくない人」や「自由にやりたい人」は結婚相談所の中でも自由に二股をかけられる相談所やルールが緩い相談所を選んだ方が良いと思います。
あとは性格だと思います。人によっては「指図はされたくないけど安全な人と出会いたい」という方もいるので、そういう方もルールが自由な結婚相談所を選んだら良いと思います。
結婚相談所の選び方においてカウンセラーによるとよく言われますが結局相手とのご縁なので、いくらカウンセラーが頑張ってもご縁がないと意味はないと思います。
なので出会いの幅は多い方がいいと思います。
高いお金を支払っているのに会える相手がたくさんいないと入会する意味がないので会員さんの母数も重要だと思います。
他の結婚相談所と比べた場合の貴社の強みを教えてください
相馬さん:相談所の中には杓子定規に入会説明をしたり、ロールプレイングやトレーニングをして…という流れがあるんですが弊社は会員さんのそれぞれの個性を生かして自由にしてもらっています。
あとは成婚する為のルールはすごく大事だと思います。
弊社は6ヶ月間交際をしたら絶対成婚をしなくちゃいけないので、それに納得出来るかどうかです。
なので「3年付き合ってからじゃないと成婚料を支払いたくない」と言う方は弊社は向いていません。
ただ、そういう方にお伝えしたいのは成婚退会してからきちんと結婚に向けて活動すると大体1年半くらい結婚までにかかります。
なので、成婚までの時間はそんなに必要ないと私は思います。
例えばパーティーで異性と出会ってもすぐに家族構成って聞けないと思います。
まずはお互い探り合ってデートをして空気を読んだりして告白されても付き合うかどうか悩んだりして、もっと良い人がいるんじゃないかって迷って、結局付き合わずにただご飯を食べる友達みたいな関係になったり…。
恋愛は良い事もあるんですが自由である分相手が悪い人だと都合の良いようにされてしまう事もあって時間に限りがある女性にとってはマイナスだと思うんです。
私自身、男性の都合で子供を産む機会を失ってしまったので、そういう目にはあって欲しくないです。
そういう嫌な思いをしない為に弊社の結婚相談所はしっかりケジメをつけられる男性に出会えるので「本当に結婚したい女の子」「子供を産みたい女の子」「家庭が欲しい男性」は弊社を選んだ方が良いと思います。
なので、婚活を何の為にしているのか、自分の希望が何かまず決めて、彼氏が欲しかったり同棲相手が欲しいんだったら婚活パーティーとかマッチングアプリで良いと思います。
でも、「よくよくは親の面倒をみれるように子供を産んで、家庭を築いて…」というように真剣に考えているようなら、弊社のような結婚相談だったら目的は果たせます。
どのようなカウンセリングを行うんですか?
相馬さん:2時間くらいのカウンセリングで「会員さんはどういうタイプなのか」を判断します。
その方のニーズに合ったやり方を勧めたりするんですが、その方を分析をする為のカード診断があって「受け身タイプ」とか「パーティに向いている」とか「クレーマーになるな」などが大体分かります。
——どんなカード診断ですか?
相馬さん:すごく信憑性がある「ハートグラム診断」というものです。
脳科学・波動学・心理学を屈指した心理テストですごく当たります。
——他にはどんなカウセリングを行いますか?
相馬さん:私は会員さんが求める事しかしないです。
今の人って詮索されたりするのが嫌だって言う方やあまりおせっかいされるのも嫌だという方もいて、そのさじ加減を私は空気を読むようにしていて、相手によって求めるサービスを提供しています。
だからサービスがそんなに必要ない方は安く出来ますし手厚いサービスが必要な方はそれなりの料金になるので、弊社は選択肢の幅があります。
なので効率的に婚活をしたい場合は弊社はすごく良いと思います。
サービスがあまりなくても婚活が出来る方は値段も安く収まるのですごく良いと思います。
ただ、そうじゃない方もお金を支払う事になりますが、例えば服装は清潔感が大事だから「普段どんな感じの格好してるの?」って聞いてちょっと不恰好だったら「ファッションコーディネートやりましょう!」と言ってプロのファッションコーディネーターの方と一緒に服のコーディネートや髪型などを提案したりします。
また色々オプションがつけられるので多様な事が出来ますし、カウンセラーも柔軟な人が多いです。
それから弊社は過去に情報漏洩事故を起こしてしまって法律にすごく過敏に活動しています。
基本的に人権の侵害をしないよう、プライバシーの侵害をしないようにしていて、法律に詳しい法学部出身の子もいます。
プロフィール作成時に成婚に結びつやすいコツなどはありますか?
相馬さん:コツというか…私たちはお見合いが決まったら立会いに行く時と行かない時があるんですが、相手のプロフィールだけを見ても「う〜ん、どうなんだろう?」と思った方でも実際にお見合いに立ち会った時に相手にお会いしたらすごく素敵な方が多いんです。
例えば芸人・南海キャンディーズの山里さんと女優・蒼井優さんの結婚だって山里さんのプロフィールの写真だけを見てもプロフィールは弱いと思います。
ですが、実際にお会いしたらすごく楽しいし個性的だし魅力があると思います。
だから皆さんも同じでプロフィールだけでは表れない魅力をいかに伝えるかが大切です。
しかし、魅力を伝える為には実際に会ってもらうしかありません。
なので、会える回数を増やす為にはプロフィールで選ぶだけでは駄目だから無理矢理手を組む事もよくあります。
先ほどお伝えしたキャンペーンもそのテストというか、私たちが良いと思う方々に1つだけ条件を言ってもらい、どのくらい上手くいくのか統計などをとりつつ、お見合いの回数を増やしてあげています。
申し込まれても申し込まれても「結局いい人いないんでやめます」と退会したらお金が勿体無いかと思います。
だからもうやり方自体を変えて実際に会わせた方がいいのかな?と考えて毎月一人は必ず会おうと提案したりします。
ただ、じっくり選べないと言うデメリットはありますがやり方自体を変えて私たちもその時その時でどんどん成長していきたいと思っているので改善してより成婚が出来るような方法を絞りだして試行錯誤でやっています。
今までで最も印象的だった会員様の婚活エピソードを教えてください
相馬さん:女の子ですごく可愛いくて若い頃は本当にモテたと思うんですが34歳になって「もう結婚したい」という理由で入会してきた方がいました。
会員さんのお姉さんが公務員と結婚してすごく幸せそうだから「公務員と結婚したい!だけど公務員でも転勤は嫌だ」あとは「顔もカッコよくないと嫌だ、今までブサイクと付き合った事ないです」という方でした。
それで「公務員で背が高くてイケメン」という方はたくさんいて、その女性はそういう方と結構お見合いは出来るんです。
その女性は顔が可愛いからプロフィール写真を見てお見合いを受けてもらえるんですが、お見合いをしても一度デートしたら毎回振られるんです。
——えっ!?今までモテてた可愛い女性が結婚相談所では振られるんですか?
相馬さん:そうです。交際を終了したい場合は直接連絡は出来なくて相談所を通して報告します。
そしたら今までモテていた女性が深夜に泣きながら私の携帯に電話をかけてきて「すみません、相手からお断りの理由がありました?」って聞くんです。
この子はモテてたプライドがあったので「私がこんな目にあうはずがない!」と思っていてお見合いをして自分が振るなら分かるんですが振られるという言う事がその子の人生の中で初めてで相手の事は好きじゃないのに振られてすごく悔しかったみたいです。
そうしたら寝れなくなったみたいで「理由聞いてください。私このままだったら本当に病気になりそうだ」と言っていたので相手に理由を聞いてみたら
「挙式は海外でやりたい」とか「デートを楽しむ」とかで、男性からみて地に足がついていないような感じだったらしいんです。
お見合いなのに結婚の話もしないし海外挙式とは言ったものの、そこでお金がかかりそうだし贅沢な女性なのかな?という風に思われたそうです。
それで理由を聞いた女性は納得したみたいです。
で、元々入会した時に最初に私がすすめた男性がいたんです。私は彼女が地方出身で、その男性の勤め先も同じ地方だったので「共通点があるからいいんじゃない?すごく合うと思うよ」と言ったら彼女は「そもそも公務員じゃないしタイプじゃない」と断っていたんです。
確かにちょっと太っててイケメンではないですし全国転勤だったので彼女の好みとは全く違いました。
ですが婚活をしてみて毎回振られていたので「相馬さんが入会した時にすすめてくれた男性ってまだいますか?」と言うのでお見合いを組みました。
私たちもお見合いに立ち会ったんですが美女と野獣って感じだったんです。
ですが、結局その二人はとんとん拍子で3ヶ月で結婚が決まりその3ヶ月後に同棲しました!
男性は公務員でもないですしイケメンとは言えませんし一流企業で転勤が多くて理想とは程遠かったですが女性の「海外挙式」も叶ったし結婚に対して希望する事が全て叶いました。
で、彼女が「天狗でした。思い知りました。自分が選んできた事を反省したし女は選ばれてなんぼなんだなって思いました」って。
——男性会員さんで印象に残っている方はいらっしゃいますか?
相馬さん:結婚相談所には心の病気を抱えている方もいらっしゃいます。
お客様からですが、結婚相談所の一部ではうつ病かどうかを聞いてうつ病の人は絶対に入れない所もあると聞いたことがあります。
今の時代は、悩みがあったり落ち込んだりしただけでもうつ病と言われる時代で、国民の3分の1くらいがうつ病と言われてるくらいです。
私も、過去に失恋して自分から「精神安定剤」が欲しくて病院に行き、うつ病と診断されて薬をもらったことがあります。
どうしても休めない仕事があったので、その薬に頼って普通に仕事をこなしました。
常用はしませんでしたが、もしかしたらそのまま常用して今も鬱状態から抜けれなかったかもしれません。
心の病気は人生の中で大切な何かを失ったり、大きな悲しみや悩みに遭遇した時、誰だってなるかもしれないものだと私は思っています。
ホワイトマリッジは「病気」を理由に入会をお断りすることはありません。
過去に心の病気を患っていた男性がいて年収が低かったのでなかなかお見合いも決まりませんでしたが、とてもアドバイスを素直に聞いて頑張っていました。
喋ると緊張して注意力が散漫して「大丈夫かな?」と最初は思いましたが、お見合いの会話の練習とか季節ごとにファッションコーディネートとかも受けて、毎月面談もして頑張っていました。
また、お見合いの相手もなかなか決まらなかったんですが「どういう人があなたの事を受けてくれるか考えよう!」「こういう人がいいんじゃない?」とコーチングしました。
「じゃあ今日は4人に申し込もう」と提案して「受け入れてくれそうな相手」に申し込んだらお見合いが数件決まりました。
最初の数回のお見合いでは緊張しすぎて、全くお話も出来ずに、交際を「お断わり」されてしまう事もありましたが、お見合いというのは、元々「本気で好き」になっているわけではないので、実際に恋愛して恋人と別れたりするよりも、初期段階で断られてしまっても、さほど心が痛くないのだと思います。
なので、お見合いでの出会いでは、気持ちを切り替える事が出来やすいのでしょう。
本当に真剣に付き合うことが出来る相手を探すための「お見合い」後の交際は、2、3回会うだけなので、本気で好きになる前に結果が出て、先に進むことが出来ますから、お見合いは貴重な時間を無駄にしない効率が良い婚活の手段だと思います。
で、その男性がすごく努力をして1年半くらいでやっと成婚が決まったのは嬉しかったです。
まだ結婚していない若者に一言お願いします
相馬さん:子供は可愛いです。本当に人の子供でも可愛いんだから子供産んで欲しいなぁと思います。
私の友達や同僚は子供がいるんですが、もう子供たちが就職している歳なんです。
だからやっぱり何事も共有出来る相手とか家族があった方がプライベートが充実しますし子供の成長を見守るって親の成長にもなるので子供は育てた方が良いと思います。
子供がいる周りを見ていて、すごく苦労もしていますがその分喜びもあります。
あとはやっぱり自分が生まれ育った運動会や学習発表会を親になってから子供でもう一度体験出来るんです。
それから婚活も、人にジャッジされて人に断られたり断ったりシビアな世界だと思います。
だから自己中じゃなくなっていくというか「私のどこが駄目だったんだろう」と振り返れて成長します。
最後に
ホワイトマリッジはホワイトキーという婚活パーティーも行なっているので「異性と交流してみたいな」とざっくり考えている方は婚活パーティーに参加してみても良いでしょう。
ただ、婚活をしていると「カラダ目的の人がいた」「既婚者だった」という被害も少なくありません。
なので、真剣に結婚に向けて取り組んでいる方はホワイトマリッジで婚活をしてみてはいかがでしょうか?