とにかく安い『0円婚活』とは?結婚相談所マダカナにインタビュー!

今回は、横浜の関内駅で”0円婚活”を掲げている結婚相談所「横浜結婚相談所マダカナ」様にインタビューをさせていただきました。

マダカナの代表である間(はざま)さんは、ご自身が40歳を過ぎて結婚をして子供を産んだという経験から結婚相談所をたちあげた背景があります。

そんな間さんの結婚に対する考え方から結婚相談所の今後の展望まで詳しくお話しを伺うことが出来ました。

20代の男女はもちろんのこと、40歳を過ぎて結婚について悩んでいる男性は是非本記事をご覧いただき、興味があれば是非問い合わせてみましょう!

それでは以下よりインタビュー内容をご覧ください。

結婚相談所を利用する人の平均年齢を教えてください

間さん女性は30代が圧倒的に多いです。女性の場合は出産のこととかを考えたりして結婚を強く意識し始めるのがそれくらいの歳です。

男性は40前後くらいが多いです。男性の場合は出会いがなかったとしても20代~30代だと「結婚相談所に入ってまでは・・・」という意識の人が多いです。ある連盟だと男性は2人に1人は40代だったりします。

——ちなみに男女それぞれ何歳くらいの相手を求めるものなのでしょうか?

間さん:女性の場合には自分の年齢プラスマイナス5歳くらいを求める傾向にあります。かたや男性の場合は「とにかく若い人が良い」と言います。

男性と女性とで相手に求める年齢のズレというのがあるので、まずは相談所がそのズレを修正していく必要があります。

結婚相談所を利用する人たちのきっかけ・動機を教えてください

間さん:もともと「いつかは結婚したいな」という漠然としたイメージをもっていて、あるとき友人が結婚をしたり、年末年始やお盆の時期に実家に帰ったときに家族に言われたり、そういうことが相談所に来るきっかけになることが多いです。

あとは今年に限った話ですが、令和元年という区切りの年でもあるので、ここで入籍をしたいという人はいます。

——やっぱり元号が変わってからお問い合わせって増えたんですか?

元号が変わったことが直接的な原因なのかどうかは来年の数字を見てみなければ分かりませんが、弊社の場合は増えてます。

皆さん結婚をした”日にち”は結構覚えてらっしゃるんですが、では”何年“に結婚したかというのは意外と覚えていないんです。

ですから”令和元年”というのは忘れられない思い出になるんだと思います。

——例えば今から入会しても令和元年の結婚って間に合うものなんですか?

間さん:入会してから成婚まで2か月かからない人もいますから、十分間に合います。業界的にも4か月目~5か月目が最も成婚退会が多いというデータもありますし、そういった意味でも間に合うのかなと思います。

結婚相談所の選び方を教えてください

間さん:まずは問い合わせてみるというのが一番大事です。自分が住んでいるエリアで検索をしていくつかピックアップをして実際に問い合わせをしてみる。メールでも電話でもいいですし、弊社の場合だとLINEでも受け付けています。

返信スピードであったり、返信内容をみれば「ここはしっかりしているな」というのがある程度分かると思います。中にはメールをしても3日後に返信がくるところとかもあるみたいなので。

それから実際に足を運んでみて欲しいです。相談所との相性というのは非常に大事ですから。どういう雰囲気の相談所なのか、どういう考えの人たちなのかを実際に感じてみてください。

——入会金とか料金的な部分はどうでしょう

間さん:料金設定については相談所さん色々な考え方がありますし理由があると思いますから、お客さんが納得していれば料金は高くてもいいと思います。

皆さん結婚というゴールに向けて対価を支払うわけですから、結婚相談所のサービスに対してお客さん自身が納得できるのであればいいのかなと。

例えば入会金が30万~50万かかったとしても、それに見合った人と結び付けられるとか、プログラムが用意されていたりして、お客さんが納得できるのであれば問題ないと思います。ですから、必ずしも「料金が高いからダメ」だとは思いません。

婚活が上手くいく人・上手くいかない人の特徴を教えてください

間さん:結婚相談所でうまくいく人というのは「目的意識がハッキリしている」というのが大前提です。「いつまでにどうしたい」というのをしっかり持っていないとズルズルいってしまいますから。

例えば今でいうなら「令和元年の12月31日までに入籍したい」とか「来年の3月31日までに入籍したい」というしっかりした期間をまず自分の中で設けている人というのは、やはり見ていると行動量がとても多いんです。そうなると出会いもたくさんあるわけですし、いい方向に物事が進み始めます。

「結婚相談所に入ればなんとかなるだろう」とか「いい人がいれば嬉しいな」だと気持ち的に弱いです。目標が漠然としているとそれなりの結果になってしまいます、何事もそうですよね。

それから、弊社とマメに連絡を取り合ってくれる方は上手くいきやすい傾向にあります。弊社としてもその人の状況を把握しやすいとのもありますし、女性との連絡もマメに取り合っているんだろうと思います。ですから、マメな方の方が有利かなと思います。

また、素直にアドバイスを聞き入れてくれる方というのは成功しやすいです。例えば40代後半の男性が「30代前半の女性と結婚がしたい」という理想があったとしてもなかなかご縁がなければ、「じゃあ30代後半の女性もいってみましょう」とか、それが無理なら「40代前半の女性も」というアドバイスをすることになりますが、それを素直に受け入れられる方は成功しやすいです。

それからこれは女性にありがちなんですが、結婚相談所に「恋愛」を求めると難しくなります。やはり恋愛ってハラハラドキドキする過程が楽しいと思うんです。確かに楽しいというのはもちろん大切なんですが、そればかりを求めているとうまくいきません。

結婚に関する価値観は10年前~20年前と変わりましたか?

間さん:今の若い人たちは「結婚」というものを真面目に考え過ぎてしまっているんじゃないかなと思います。

結婚が良いものかどうかはやはり結婚してみなきゃわからないと思うんです。それなのに「結婚したら絶対に離婚しちゃいけない」とか「おじいちゃんおばあちゃんになっても手をつないでいなきゃいけない」とか、結婚のハードルを上げてしまっている部分はあるかなと思います。

もちろん離婚はしない方がいいに決まってるんですけど。あまり先ばかりを見過ぎずに”今”の感情を大事にした方がいいかなと思います。

結婚相談所を立ち上げようと思ったきっかけを教えてください

間さん:一つは自分が経験したことを同じ世代の人に伝えたかったというのがあります。2度目の結婚ではあるんですが、私自身40歳を過ぎて結婚してそこから子供が出来たという経緯がありました。

ただ、先ほども言いましたが今結婚相談所を利用する男性の2人に1人は40代なわけで、結婚をあきらめてしまっている人も多いです。でも私は出来たわけですから「まだまだこれから良い出会いがあって家庭を築けますよ」というのを浸透させていきたいです。

二つ目は、ビジネス的な側面として結婚相談所が「小資本+在庫を持つ必要がない+毎月ある程度決まったフィーが入ってくる+利益率が高い」という4つを兼ねそろえていたので、再起不能になるような失敗はなさそうだなと思ったのもあります。

ちなみに弊社はシェアオフィスを利用して事業を展開しているので、毎月の固定費がかからない分月会費0円でやれてるわけです。

——将来の事業の展望などはありますか?

間さん:今は横浜でやっていますが、今後は大宮とか船橋とか町田とかそういうところで事業を横展開していきたいなというのは考えています。

結婚相談所は業界全体としてまだまだ料金が高いんです。これではなかなか若い人たちは結婚相談所には来ません。

携帯電話とかもそうだと思うんですが、昔みたいな大きい携帯電話だったころは20万~30万もして誰も持ちませんでしたが、値段が安くなるとみんな持ちだして普及した。ですからもうちょっと利用しやすい結婚相談所を展開していきたいです。

婚活のカタチが多様化している中で結婚相談所はどういう役割を担うか

間さん:アプリや街コンなどと比べると結婚相談所というのはお金も高いですし、独身証明書や収入証明書が必要だったりして一番手間がかかります。ただ、逆に言えば結婚相談所を利用する方というのは結婚に対する意欲が高いとも言えます。

それから、私たちみたいな仲人は10組結婚したら10通りのストーリーというのを仲人という立場で見ているわけです。ですから、その人に合った的確なアドバイスができるというのも結婚相談所にしかない魅力です。

最近は恋愛が苦手な人とか、そもそも恋愛をしないという人も多いので「どうやって異性と話せばいいか分からない」とか「どうやって結婚すればいいか分からない」という人にはやはり結婚相談所の需要はあるのかなと思います。

まだ結婚をしていない若者に一言お願いします

間さん:全く結婚に興味がないなら無理にしなくてもいいと思いますが、人生一度きりなので少しでも興味があるなら一度くらいは結婚してみてもいいんじゃない?とは言いたいです。

まだ結婚をしていないのに「結婚が向かない」とか「結婚は自由がなくなる」という風に考えてしまっている人が多いんです。私自身2度結婚してますが、皆さんが想像しているよりも自由です。何かに縛られるということはありません。

皆さん真面目なんです。例えば男性の場合なんかだと「少ない収入で結婚して一人の女性を一生養っていけるかどうか・・・」なんて考えてしまっているわけですから。意外となんとかなりますよ、今は女性も働ける時代ですから2人で働けばいいんです。

あまり結婚を重くとらえ過ぎずにトライしてみたらいいんじゃないかなと思います。私の立場では結婚はオススメです!

まとめ

以上がマダカナ代表の間さんのインタビューです。

確かに「年収が上がらない」「お金を貯めておかなきゃ」といったように結婚に対して完璧を求めるがあまりに晩婚化につながり、ひいては少子高齢化にもつながっている一因になっているのかもしれません。

離婚を積極的に肯定するわけではありませんが、「別に失敗してもいいや」くらいの心持ちで婚活に臨んでみることはきっと大事なんだろうと筆者は感じました。

マダカナに興味を持たれた方は、そんな心持ちで気軽に問い合わせをしてみましょう!

マダカナ公式サイト