人として生まれてきたからには子孫を残したい、一生を共に寄り添うパートナーと出会いたい・・・そう考えるのは人として自然なことです。
しかし、結婚というものはお互いの意思が合致して初めて成立するものでありますから、いくら自分に結婚願望があろうとも、自分を受け入れてくれる人がいなければ結婚は出来ません。
そして婚活市場においては「結婚願望はあるのになかなか結婚に至らない」という人が結構な割合でいらっしゃいます。
職場恋愛などであっさり結婚してしまう人がいる一方で、せっせと婚活をしているのにいつまでも結婚できずに売れ残り続けてしまう人がいる・・・。
結婚できる人と出来ない人、一体両者にはどんな差があるのでしょうか?
今回はそんな婚活界の永遠のテーマである
- 結婚できない原因
- 結婚する方法
について、100社近くの結婚相談所を取材した当サイトが解説したいと思います。
是非参考にしてみてください。
婚活をしていない人
そもそも婚活すらしていないのに「結婚できない」と嘆いている人は恐らくいないだろうと思います。
ですが、もしそんな人が本記事を読んでおられるとしたら、言いたいことはたった一つしかありません。
「婚活を始めて沢山の異性と出会え」
です。もう本当これに尽きます。
よっぽど人間として致命的な欠陥がない限り、100人の異性にプロポーズすれば必ず1人と結婚できます。
人間の好みというのは十人十色で、仮にアナタがブサイクだろうが、年収が低かろうが、性格に難があろうが、アナタを受け入れてくれる人は必ずいます。
アナタを受け入れてくれる人は必ずいて、その人は将来アナタと結婚することになるとは思いもせず、今もどこかで日常生活を送っています。
その人の目の前に現れるために、アナタは沢山の異性と出会う必要があるのです。
とにかく早く婚活を始めましょう。
婚活をしているのに結婚できない原因
ここではすでに婚活をしているのに結婚が出来ない人に向けて、結婚できない原因をお話をさせて頂きます。
ちなみに、結婚が出来ない原因は男性と女性とでは異なるので、男女別にそれぞれ紹介します。
男性の結婚できない原因
婚活をしているのに結婚できない男性はほぼ
- 年下ばかり狙っている
- 容姿ばかり気にしている
これに尽きます。
それぞれ詳しく見てみましょう。
年下ばかり狙っている
結婚できない男性の特徴として、はるかに自分より年下の年齢の女性ばかり狙っている人が多いです。
いやほんとに男性の場合はコレが一番多いですね。
確かに女性が子供を生めるかどうかのボーダーラインは一般的に35歳と言われていますから、男という生き物は本能的に健康的に子供が生めるよう若い女性を求めるのかもしれません。
あとは「女性は年上の男性を求める」という一般論にすがるあまり、年下の女性でもいけると思い込んでしまう男性が多いというのもあるでしょう。
しかし、自分自身の年齢が35歳を超えているのに、婚活アプリとか結婚相談所で20代に絞って女性を検索している人はさすがにやりすぎです。
それに、「女性は年上の男性を求める」というのは、女性の経済力が弱く、生活を男性に頼らざるを得なかった時代の名残もあります。
最近では経済的に自立している女性が多いので、近い年齢の男性を求める場合が多いというのが現実です。
顔面のスペックが高いとか、年収が高いとか、何かしらの価値を提供できる男性であるならば多少年齢が離れている女性であっても、狙う権利はあります。
ですが、そういう価値を女性に提供できる自信がないのなら、自分の年齢と近い女性を狙いましょう。
相手の容姿ばかり気にしている
世の中には女性の容姿ばかり気にしている男性が非常に多いです。
もちろん全く気にするなとまではいいませんが、あまりにもご自身と不釣り合いに容姿レベルが格上の女性を狙っている男性は考えを改めた方がいいでしょう。
人間というのは恋愛でも結婚でも基本的には容姿レベルが近い者同士が結ばれるものです。
稀に、明らかにブサメンの男性がとんでもない美女と付き合っているなんてケースもありますが、それはその男性には容姿をカバーできるほどの魅力が他にあるんです。
社会的地位があるとか、資産家であるとか、信じられないくらい性格が良いなどなど・・・。
もちろんその美女が物好きで、たまたまブサメン男性が告白をしたら付き合えた、というケースもあるでしょうが、そんなものは宝くじで1位当選するレベルの運です。
そんな運任せな婚活をしているうちに、気づいたら50代・60代になってしまうでしょう。
自分より容姿レベルが高い女性を狙おうとしている男性は、そもそも自分の容姿をカバーできるほどの付加価値があるのか胸に手を当ててどうかを考えてみましょう。
女性が結婚できない原因
婚活をしているのに結婚できない女性は主に
- 相手のスペックばかり気にしている
- 自分のスペックが低すぎる
- 適齢期を過ぎている
これらが原因であることが多いです。
それぞれ詳しく見てみましょう。
相手のスペックばかり気にしている
男の場合は良くも悪くも単純で、婚活で女性を見る要素はほぼ「年齢」と「容姿」しかありません。
しかし、女性の場合は男性に対して「年齢」「容姿」「身長」「学歴」「職業」「年収」など気にする要素があまりにも多いです。
いいですか?恋愛市場においては女性が基本的には売り手市場ですが、婚活市場においては男性が売り手市場です。
当サイトは100社近くの結婚相談所を取材してきましたが、どの結婚相談所様も「男性不足」に悩んでいました。
ただでさえ男性が少ない婚活市場なわけですから、ハイスペックな男性にしてみたら選び放題なわけです。
そんなハイスペックな男性から選ばれるほどの価値が自分にはあるのか?ということは自問自答した方がいいでしょう。
30代前半・イケメン・身長180cm・年収1000万円・東大卒・医者というスペックの男性が、30代後半で顔が平均以下の女性と結婚するでしょうか?
いえいえ、当然ながら可愛い20代の女性を選ぶでしょう。
人間という生き物は不思議なもので、同じレベルの人同士が結ばれるようになっているんです。
顔が人並みレベルの女性だったら、年収400万円くらいの男性と結婚することになるんです。
こういう現実を受け入れることが婚活のスタートラインです。
理想が高すぎる人たちは、まずは自分を客観視できるようになりましょう。
自分のスペックが低すぎる
男性が女性に求める要素は基本的に「年齢」と「容姿」です。
これは婚活市場でも昔から言われている定説です。
しかし最近の婚活市場は少し状況が変わってきていて、「アルバイト」や「実家暮らし」などの女性は少しずつ選ばれにくくなっています。
女性の社会進出がこれだけ進み、自立した女性が増えてきた世の中ですから、まぁ当然と言えば当然の流れです。
男性はこれらのスペックそのものを気にしているというより、これらの要素から女性の性格などを推測しているのです。
つまり、正社員として働いていて一人暮らしをしている女性だったら、恐らくまともな女性だろうと男性たちは無意識に判断しているのです。
それに景気が良くない最近では「結婚のメリット」とかを考えてしまう男性も多いですから、結婚をしたら世帯収入が増えて安定した生活を送れるという安心感って意外と大事なんです。
もしご自身のスペックが低いと考えるのなら、「結婚して養ってもらおう」というスタンスでいるのではなく、一緒に安定した生活を送れるように自分のスペックを上げよう、という姿勢で婚活をすることが大切です。
適齢期を過ぎている
結婚できない人の特徴として「頑固な人」とか「上から目線な人」などが挙げられることが多いですが、そういうのはあくまでもオマケ程度です。
結婚できるかどうかを最も左右するのは「年齢」です。
正直に申し上げると、見た目が悪かろうが性格に難があろうが、女性なら20代だったら誰でも結婚することが出来ます。
年齢というのはそれくらい婚活において重要な要素なんです。
ですが現実として適齢期を過ぎて活動をしている人たちが婚活市場では大多数を占めます。
だって30歳以下だったらあえて「婚活」なんてものをしないでも、恋愛結婚できてしまうわけですから。
とは言っても、すでに適齢期を過ぎている人に「適齢期に結婚をしろ」と言っても過去に戻ることは出来ません。
「じゃあ結婚するなってこと?」と思われた方、そうではありません。
ここで適齢期を過ぎた人に言いたいのは「1日も早く婚活を始めろ」ということです。
婚活市場では散々使い古された言葉ですが「人生で今日が一番若い日」というのは真理なんです。
この言葉を頭に刻み込み、すぐに活動を開始しましょう。
オススメしない婚活ツール
結婚をするためには「婚活サービス」を必ず利用してください。
結婚に意識が向いていない人を振り向かせ、お付き合いをし、さらに相手の結婚の意欲を高めるなんてのは非常に難易度が高いです。
本当に結婚をしたいという意思があるのなら、恋愛結婚をしたいという願望は捨ててください。
婚活サービスを利用している人たちは皆「結婚したい」という意欲があるので、そういう人たちと出会うのが結婚への最短ルートです。
ただし!昨今、数多くの婚活サービスが登場しておりますが、どんな婚活サービスを利用してもいいというわけではないので注意してください。
相席居酒屋
手軽さ | 3 |
安全性の高さ | 1 |
利用者の結婚に対する本気度 | 1 |
料金の安さ | 4 |
総合 | 1 |
男女の出会いの場として数年前に鳴り物入りで婚活市場に参入してきた相席居酒屋。
しかし、相席居酒屋は出会いの場としてはいいものの、婚活サービスとしては全くオススメ出来ません。
そもそも男女ともに結婚に対する意識が低いからです。
女性は食べ物も飲み物もタダですから、男性をテキトーにあしらってタダ飯だけ食いにきているような乞食のような人が女性が結構な割合で存在します。
男性側も、頑張って2次会に連れ出してあわよくばお持ち帰りが出来ればいいなと考える人が大半です。
相席居酒屋を婚活のツールとして使うのはやめておきましょう。
婚活パーティー・街コン
手軽さ | 3 |
安全性の高さ | 1 |
利用者の結婚に対する本気度 | 2 |
料金の安さ | 3 |
総合 | 2 |
婚活パーティーや街コンは異性との出会いの場として数年前は注目されるようになりましたが、近年ではそのブームにも陰りが出てきています。
その理由の一つとしては「身元の不確実性」にあるのではないかと筆者は考えております。
例えば結婚相談所では「独身証明書」や「収入証明書」といった各種証明書の提出が必要ですが、婚活パーティーや街コンでは必要ありません。
ですから、既婚者が紛れ込んでいたり、年収を偽るような人も平気で参加出来てしまうんです。
もっとたちが悪いと、ネットワークビジネスの商品を購入させるためだけに参加しているネズミ講なんかもいたりします。
月に1回気分転換で利用する分にはいいかもしれませんが、婚活パーティーや街コンを主軸に婚活をするのは効率が悪いのでやめておいた方がいいでしょう。
おすすめの婚活ツール
マッチングアプリ
手軽さ | 5 |
安全性の高さ | 3 |
利用者の結婚に対する本気度 | 3 |
料金の安さ | 4 |
総合 | 4 |
ここ数年手軽に婚活が出来るツールとして市民権を得たマッチングアプリ。
当サイトとしても婚活ツールとしてマッチングアプリの利用を推奨しておりますが、現実的に成婚を目指すためにはどのマッチングアプリでもいいわけではありません。
マッチングアプリはざっくり
- 婚活アプリ
- 恋活アプリ
- デーティングアプリ
の3つに分類することが出来ます。
婚活アプリはその名の通り「結婚したい男女」が利用するアプリですが、恋活アプリとデーティングアプリはそうではありません。
恋活アプリは結婚相手を探すアプリではなく、あくまで彼氏・彼女を作るための恋愛活動アプリですから、利用者の結婚に対する本気度はそこまで高くありません。
デーティングアプリに関しては「今日一緒にお茶できる人」「明日一緒にお酒を飲める人」を探すアプリであり、それこそ”デートをすること”が目的のアプリですから、彼氏・彼女のカップリングにすら至らないケースもあります。
以上の理由から、本気で結婚相手を探したい人は婚活アプリを利用する必要があるわけです。
結婚相談所
手軽さ | 2 |
安全性の高さ | 5 |
利用者の結婚に対する本気度 | 5 |
料金の安さ | 1 |
総合 | 5 |
「3ヵ月以内に結婚をしたい」
「本気で結婚をしたい人とだけ出会いたい」
といったように、効率的に婚活をしたい人にオススメなのは結婚相談所です。
結婚相談所は昔からある婚活ツールですが、やはり会員の結婚に対する本気度の高さはあらゆる婚活ツールの中でもダントツに高いです。
その理由として
- 料金が高い
- 証明書の提出が必要
- 肉体関係を持つと強制的に成婚退会扱いになる
などが挙げられます。
料金が高い
結婚相談所によって料金システムは異なりますが
あたりが相場です。
1万円以下で利用できる婚活パーティーやマッチングアプリに比べると明らかに結婚相談所は料金が高いです。
しかしそれは言い換えると、結婚相談所はそれなりの収入がある人しか利用できませんし、長く居続けると料金がかさんでしまうので本気で短期成婚を目指している会員が多いのです。
料金こそ高いものの、結婚に至るパフォーマンスは高いという意味で、コスパはバツグンと言えるでしょう。
証明書の提出が必要
結婚相談所は「独身証明書」や「収入証明書」といった各種証明書の提出が必要です。
すべての証明書を揃えるのにはそれなりの手間がかかるわけですが、そのひと手間がかかることにより結婚の意思がない人にとっては入会のハードルが高くなりますし、既婚者や年収を偽る人たちが紛れ込むことも出来ないわけです。
肉体関係を持つと強制的に成婚退会
多くの結婚相談所では成婚をする前に「肉体関係を持つ」ことを禁止しております。
仮に肉体関係を持ってしまうと、強制的に成婚退会扱いとなり、成婚料が徴収されることになります。
この規約があることで、カラダ目的の男性を排除することができます。
途中まで男女ともに結婚する意思があったのに肉体関係を持ったことで男性側の結婚のモチベーションが低下する、なんてことも防ぐことができます・
婚活ツールを使い結婚する具体的な方法
相席居酒屋にいく必要はありません。
合コンや婚活パーティーにも参加する必要はありません。
結婚相談所とマッチングアプリだけを使いましょう。
結婚相談所を主軸に婚活をしつつ、通勤中やお昼休みなど空いている時間にマッチングアプリを併用する。
これが結婚に近づくための最も効率的な婚活方法です。
ちなみに結婚相談所といっても婚活全般のお世話をしてくれる仲人がいるところを選びましょう。
仲人はお見合い相手を探してくれるだけでなく、皆さんの性格や外見に関するアドバイスをしてくれるので、自身を客観視する機会が得られます。
第三者からの客観的なアドバイスがもらえるというのは婚活において非常に有益です。
結婚が出来ない人に共通しているのは「自分自身を客観視出来ていない」点ですから。
結婚相談所で客観的なアドバイスをもらいつつ、マッチングアプリで実践をしてみる、というスタンスが結婚に近づく具体的な婚活の方法です。
まとめ
繰り返しになりますが、婚活の成否を最も左右するのは年齢です。
婚活市場では若ければ若いほど有利です。
この記事を見たら
- 一度も婚活をしたことがない人は今すぐ婚活をスタートさせる
- 1ヵ月に1人の異性としか会ってなかった人は10人と出会う
こういう意識を持ちましょう。
婚活をしている間は苦しいことも多いかもしれませんが、結婚できたその先には幸せな日々が待っています。
婚活をしようと決意したその日から、「今日が一番若い日」ということを意識し、1日たりとも無駄にしないでください。
皆さんの成婚をお祈りしております!