DearBrideTokyoにインタビュー!アパレル企業が結婚相談所を立ち上げたきっかけとは?

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リッキー

リッキー

LOVEテラス編集長。絶賛婚活中の横浜在住29歳。ペアーズ、東カレデート、Omiaiを利用中。マッチングアプリで出会った人数50人以上。詳しいプロフィールはコチラ

今回は東京の池尻大橋で結婚相談所を営まれている「DearBrideTokyo」様にインタビューをさせていただきました。

DearBrideTokyoは元々アパレル企業として創業された異色の結婚相談所です。

一体なぜアパレル企業が結婚相談所を立ち上げることになったのか?

果たしてその2つの業態にシナジー効果はあるのか?

その辺を真意を、代表取締役である戸坂社長に根掘り葉掘り聞いてきたので是非ご覧ください!

相談所を利用するきっかけ・動機を教えてください

戸坂社長:月並みな話になると思いますが、やはり年代の境目です。

20代の人が30代になる手前であったり、30代になってから2~3年たってからマズいと思ったり、40代手前になって焦ったり・・・という方が多いです。

また、それらのタイミングでマッチングアプリ等ですでに婚活をされている方もいらっしゃるんですが、実は相手が既婚者だったとか、詐欺的な被害を被ったとか、お金を貢いで消息不明になってしまったりとか・・・。

相談に来られる方の中でそのような経験をして心の傷を負ってしまった方が結構な割合でいらっしゃいます。

——マッチングアプリは婚活業界には良い影響は与えていないということですか?

戸坂社長:いえ、婚活業界全体としてはアプリを利用することによって”婚活”というのもが広く認知されますから、裾野が広くなっているのは事実です。

アプリと相談所が競合するかというと実際にはそうでもないと思っていて、アプリは相談所を利用する一歩手前の段階なのかなと思っています。

相談所の選び方を教えてください

戸坂社長登録者の人数とか会員様の質が大事です。

やさぐれている人ばかりだとどうしてもうまくいきません。

あとウチはIBJの加盟店ですので登録人数は多いですから、それはメリットだと思います。

それから結婚相談所っていくつか連盟があるんですが、被って登録されている会員様とかも結構いらっしゃったりするんです。

——同じ人が何社も申し込んでいるということですか?

戸坂社長:はい。例えばAの連盟で3年活動していたけどうまくいかなかったから、今度はBの連盟・・・みたいな感じで登録されている方が結構な割合でいらっしゃいます。

ただ、沢山登録しておけばいいというものでもなくて、しっかり1か所で腰を据えて活動した方が成婚に近づきます。

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる・・・みたいなことをやっていると、いつまでたっても成婚できずに泥沼にハマってしまいます。

あとサポートの質カウンセラーの担当人数も重要です。

担当カウンセラーがしっかり成婚に導いてくれるかどうか、つまり会員様の言いなりになってしまうと相談所の意味がないので、おせっかいかもしれないが導きがあるかどうかというのは大事です。

お見合いのセッティングというのは結構大変な作業だったりするんですが、お店の席の予約までやってくれる相談所もあれば、「あとは2人で決めて」という感じで会員任せの相談所もあったりします。

最近は土日の都内のラウンジはお見合いをする人たちで結構混んでいたりして座れなかったりすることが多いですから、ウチはしっかり席の予約までやっています。

——カウンセラーの担当人数も挙げてらっしゃいますが、担当人数は少ない方が良いということですか?

戸坂社長:少なすぎるのも問題だと思います、それだけ人気のない相談所ということになってしまいますから。

ただ、大手の相談所とかだと1人で200人を担当していたりしますが、これだと1人1人にキチンと対応できず、業務上のやり取りに終始してしまいます。

50人~60人くらいがきちんとサポートできる限界の人数だと思います。

一人一人にサポートが行き届くと愛情が湧きますし、こちらも気持ちの入り方が違います。

ですから、無料カウンセリングの際に「一人何名くらい担当されてるんですか?」と聞いてみてもいいと思います。

それから、最初に無料相談に乗ってくれた人がそのまま自分の担当になってくれとは限りません。

つまり、最初の無料相談と、入会したあとの担当カウンセラーが異なるケースがあります。

こういうシステムだと、引き継ぎをしたカウンセラーが相談者と合わなかった場合「あのカウンセラーが話を聞いてくれたから入会を決めたのに・・・」となってしまいます。

大手の相談所とかだとよくあることです。

ですから、無料相談にいった際には「あなたが担当をしてくれるのか」というのを聞いた方がいいでしょう。

また「成婚」の定義は連盟によって異なります。

相手のご両親に挨拶をしてOKがもらえたら「成婚」と見なされるのが一般的で、弊社が加盟している連盟(IBJ)だと”プロポーズ”が成婚の基準になります。

しかし、中には”真剣交際”を成婚の基準として退会させる相談所もあったりします。

ビジネス的に言えば真剣交際の段階で成婚退会させて成婚料をもらった方が儲かるわけです。

ただ、真剣交際の後に控えているプロポーズとかご両親への挨拶の方がはるかにハードルが高いのに、もう結婚相談所からのサポートは受けられなくなってしまうので要注意です。

「成婚の基準」をどこに設けているのか、というのは事前に確認しておいた方がいいでしょう。

ちなみにIBJの場合は”同棲”や”肉体関係”も成婚に含まれます。

基本的には成婚をする前に体の関係を持つことを禁止しているのですが、体の関係をもってしまうと結婚とは別の方向へいってしまう可能性があります。

そして、一般的には体の関係を持って痛い目を見るのは女性の方です。

——確かにそれを許してしまったらマッチングアプリと差別化が出来なくなってしまいますよね

戸坂社長:そうです、体の関係を許してしまうと真剣に結婚したいという人が結婚できなくなってしまいますから。

結婚相談所は交際期間も短いです。

1年とか2年交際していいですよというルールは全くなくて、およそ3カ月くらいで真剣交際に入るかどうかを決めます。

そして3カ月で真剣交際する意思がなければ他の人を紹介することになり、真剣交際がスタートするとおよそ1ヵ月で成婚される方が多いです。

交際期間が長ければ長いほど気持ちが萎えてきてしまうので、気持ちが盛り上がった段階でプロポーズするのが一番良いんです。

相談所を立ち上げたきっかけを教えてください

戸坂社長:弊社は17年前にアパレル企業として創業したんですが、当時すごく頑張ってくれていた25歳で未婚の女性社員がいたんです。

彼女は会社としても非常に戦力になってくれていて、もちろん経営的にはありがたいんですが、このまま結婚しなくていいのだろうか、という気持ちが私自身強くなっていて・・・。

とはいっても私自身親心みたいなものがあって、どこの馬の骨とも知れない男性と結婚させるのもどうなんだろうという気持ちがあり、それであれば「自分たちでこの女性に素晴らしい出会いを作るきっかけを作れないだろうか」という考えを実現したのが、結婚相談所を始めたというのがきっかけです。

人生というのは仕事だけでなく家庭というのも大きな部分なわけですし、生まれてきたからにはそういう楽しさも是非味わって欲しいんです。

また、ファッション業界というのは女性が多い業界なので、非常に出会いが少ないです。

例えば百貨店の販売員であれば、一人くらい男性社員がいたとしても、周りのほとんどが女性スタッフ・・・なんてこともあります。

弊社が創業した当時、同じファッション業界内には異性をマッチングさせるようなサービスもなかったので、だったらウチがその役目をできないだろうかと思い始めました。

当時は繊研新聞さんにも一面に取り上げていただきました。

すると一般の方からも弊社で婚活をスタートしたいという声も聞こえ始めたので、一般の方にも門戸を広げ始めることになりました。

御社の強みを教えてください

戸坂社長:弊社の得意な分野はファッションですから、まずは見た目を変えてあげることが挙げられます。

それから弊社はアパレルの中でも販売に特化している会社なので、笑顔の作り方とかコミュニケーションの取り方も社員教育の中でも教えていますから、それを会員様にもアドバイスしています。

「初対面は大事だよ」とか「メイクはこうしましょう」とか「白髪は染めましょう」といった事細かなアドバイスをしています。

例えばプロフィールの写真は非常に重要で、あまり洋服とかに関心がなかった人とかには、例えば銀座とか有楽町とかに同行して、その人の予算内でコーディネートを選んであげたりします。

——必ずしも御社の商品を紹介するわけではない?

戸坂社長:はい、そこで儲けを出そうとは全く考えていません。

その人によって予算は異なりますから、例えば「1万円でお願いします」と言われたらユニクロとかで選んであげたりもします。

あくまでも「ファッション」はお見合いとかデートを成功させるための付録のようなものです。

印象に残っている会員様の婚活エピソードを教えてください

40代前半・女性Aさんのエピソード

戸坂社長:現在まだ活動中の会員様(Aさん)なんですが、あまり外見とかを気にしていなかった40代前半の方が印象に残っています。

あるところで講師をされている方なんですが、本来であれば人から見られる仕事なので外見を気にすればもっと人気が出ると思うんですが、あまり気にしていなかったんです。

そんなAさんに、買い物からヘアメイクのアドバイス、写真撮影まで同行したところ、そこから急にAさんはファッションに興味を持ち始めまして、美容室に行く頻度も今までの何倍も増え、メイクもばっちりするようになり、洋服も積極的に「どんなものを買ったらいいか」という相談をしてくるようになった。

「自分を作ること」がすごい楽しくなったんです。

生徒さんからも「すごい綺麗になった」と褒められたみたいで。

——40歳を超えてからファッションに目覚めるって結構珍しいですよね?

戸坂社長:やはり人から褒められるっていうのが重要なんだと思います。

人はいくつになっても褒められたい生き物ですから。

Aさんはまだ婚活中なんですが交際は何件も成立していて、順調に活動は進んでいます。

バツイチ・38歳・女性のエピソード

戸坂社長:1回離婚歴のある38歳の女性(Bさん)で、前の旦那からモラハラ(言葉の暴力)を受けていたみたいで、心の傷を負っていたのですが、無事に1件目のお見合いが入りました。

ちなみにお相手の男性も1回離婚歴のある男性でした。

その男性と交際をしている間、さらに何件かお見合いの申し込みがはいったのですが、Bさんは離婚歴のある30代後半の女性にもかかわらず、結構ハイスペックな男性から何件も申し込みが入ったんです。

——離婚歴のある人だと同じく離婚歴のある相手からしか選ばれないというイメージがあったんですが

戸坂社長:一般的にはそうですが、不思議なことにBさんには何件も、いわゆる3高(高学歴・高収入・高身長)と呼ばれるような男性たちから申し込みが入ったんです。

ただ、Bさんも一応そういうハイスペックな男性たちとお見合いはするんですが、なぜかことごとく断って、最初に申し込まれたバツイチの男性と交際を続けていたんです。

Bさんはスペックではなくて、今の自分に一番合う人、身の丈に合う人、一緒にいて心地の良い人・・・という軸がブレなかったんです。

結局Bさんはその男性と成婚退会をされまして、後日弊社に新しいご主人様と挨拶にきてくれたんですが、見違えるほど明るく、美人になっていましたね。

婚活が上手くいく人・いかない人の特徴を教えてください

戸坂社長素直さが非常に重要です。

こちらは客観的にアドバイスをしていますから、自分の凝り固まった主観で突き放されてしまうと、結婚相談所で活動している意味自体がなくなってしまいます。

とはいえほとんどの人は受け入れてくれます。

受け入れてくれない人は30人に1人くらいです。

それから報連相がキチンと出来る人は上手くいきやすいです。

例えば「今日はデートをしました」とか「こういう話をしました」とか「私の今の気持ちは~です」といったことをちゃんと報告できるということです。

それをしてもらえればこちらも「こうした方がいいんじゃない」といったアドバイスが出来ますし、自分の持っている力だけでなく2倍とか3倍の力になるわけですから、やはり報連相が出来る人は上手くいきやすいです。

若者の結婚に対する価値観は10年前~20年前と変化はありますか

戸坂社長:インターネットが発達したことで情報が入るスピードが早くなりましたから、良くも悪くも自分と同じ価値観の人が多くいることに気付きやすくなりました。

例えばSNSとかで「自分は結婚したくない」という価値観の人が意外と多いことに気付くと「なんだ自分も結婚しなくていいや」という考えになってしまいやすいです。

それから女性の所得が高くなっているというのも一つの変化です。

東京や大阪といった首都圏では特に顕著です。

ちなみにIBJでは相手の年収もすべて見えますから、なかなか自分より収入の低い男性と結婚したいとはなりにくいです。

もちろん気にしないという女性もいますが。

適切なアドバイスが出来るようになるために学んだことはありますか

戸坂社長:加盟している連盟の勉強会に参加をして勉強をしたりしています。

そのほかにも、私達はアパレルの事業がメインなのですが、その中でも管理職だった人間がキャリアチェンジをして結婚相談所の方でカウンセリングを行っています。

学んだというよりも、元々マネジメント経験があり、なおかつ既婚者たちなわけですから、実体験に基づいた適切なアドバイスが出来ると考えております。

結婚相談所という業界の改善点を教えてください

戸坂社長:結婚相談所はいまだに古いイメージを持たれている方が多いです。

日本庭園みたいなところで着物きて仲人のおばさんが「あとは若い2人に任せて」・・・みたいな感じです(笑)

敷居が高いとか、婚活の最終地点と思われがちなので、そういうイメージは払拭した方がいいと思います。

——料金的な部分はどうでしょう?

戸坂社長:確かに月4,000円とか5,000円のマッチングアプリに比べると結婚相談所は高いと思われがちです。

ウチの場合は20代の場合は月10,000円、30歳以上で15,000円なんですけど、言い換えると、この会費を払える人というのはある程度経済的に余裕のある人とも言えます。

つまり、結婚相談所には生活に困っているような会員様はいないので、会員の質はある程度担保されているわけです。

婚活のカタチが多様化する今、結婚相談所が果たしていく役割を教えてください

戸坂社長:いくら料金が安いからといってもお見合いが成立しなければ意味がありません。

弊社の場合ですと、1度もお見合いが成立したことがないという会員は一人もいません。

例えば、街コンとかってどんどん人が入れ替わるので、短い時間で相手を決めなければなりませんから、完全に弱肉強食の世界です。

さらに運営側のセキュリティ機能が甘いので、年齢を偽っていたり既婚者が紛れ込んでいたりするケースもあります。

何回もそういう場に行って上手くいかないのであれば、結婚相談所で活動した方が効率がいいです。

お金は稼げばいいかもしれませんけど、時間は返ってきませんから。

今が一番若いということは常に意識した方がいいです。

結婚をしていない若者に一言お願いします

戸坂社長:様々な生き方があると思いますし、それは否定しません。

ただ、人生は経験した方がいいこともあるなと思います。

結婚というのも、人生を楽しむための一つの選択肢です。

家族が出来るということは、一人で生きるのとはまた別の喜びがあるということを知って欲しいです。

最後に

以上がDearBrideTokyoの戸坂社長のインタビューです。

働いていた女性社員の幸せのために結婚相談所を始めたという社員想いな戸坂社長。

誕生日をお祝いする戸坂社長の似顔絵が飾られたりしていて、本当に社員の方々から愛されているんだなと実感しました。

結婚ももちろんのこと、婚活を通して自分磨きをしたいという方には、アパレルと結婚相談所のハイブリッド、DearBrideTokyoをオススメします!

DearBrideTokyo公式サイト

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LOVEテラス編集長。絶賛婚活中の横浜在住29歳。ペアーズ、東カレデート、Omiaiを利用中。マッチングアプリで出会った人数50人以上。詳しいプロフィールはコチラ

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