今年中に婚活を頑張って素敵な旦那さんを見つけよう!と意気込んで婚活を始めた女性は多いのではないでしょうか。
しかし、いざ婚活をやってみると上手くいかなかったり、なかなかマッチングしなかったりと想像以上に婚活の厳しい現実に直面している方もいると思います。
こういう状態が続くとそのうち婚活が嫌になり、婚活疲れを引き起こす原因となってしまうのです。
どうすれば婚活疲れにならないの?
婚活疲れを感じ始めたけどどうすれば解消できるの?
こういう方に向け婚活疲れの原因と対処法を、渋谷の結婚相談所(BRIDAL HILLS)を運営している代表が解説したいと思います。
婚活に疲れって私だけ?実は誰もが通る道だった
まずは、婚活疲れって一体どれくらいの人がなっているかご存知でしょうか。
約7割は婚活疲れを経験
「婚活に疲れた・・・と感じたことはありますか?」|婚活総研
「婚活総研」によると約7割以上の婚活者が婚活疲れを経験しているという結果になっています。
婚活者のほとんどの方が「婚活疲れ」に直面しており、婚活する前や婚活中にしっかりと対処法を学んでおかなければ急に「婚活疲れ」がやってくる可能性があるのです。
婚活疲れは頑張りすぎることが一つの原因
婚活疲れを感じた人の婚活活動期間にも実は傾向が出ています。
一見すると「ずっと婚活をしていてなかなか結婚できない」=「婚活が長期化している人」が「婚活疲れ」を引き起こしていると思っている方も多いと思います。
実はここにも大きな落とし穴があります。
「婚活総研」の調査を見ていきましょう。
「婚活疲れを感じた人の婚活をしている期間」|婚活総研
婚活疲れをしている方の過半数以上が婚活を初めて3ヶ月未満となっているのです。
これはどういうことかというと、「婚活をこれから頑張っていこう!」と最初からアクセル全開で、土日の予定も婚活で埋め、平日の夜も婚活アポを入れ、すごく頑張った結果、全然手応えがないという「短距離走型」が婚活疲れを引き起こす一番の要因になっているということです。
しっかりと原因を理解した上で婚活疲れ対策をすることで婚活をうまく進めることができます。
また、婚活疲れを引き起こしている人は原因を明確化し、対処をすることで婚活疲れを取り除いていきましょう。
ここから様々な婚活疲れを引き起こす原因とその対処法について解説していきます。
婚活疲れを引き起こす原因とは
短距離走で考えてしまっている
土日は婚活パーティー、平日は婚活アポ、時間があればマッチングアプリでやり取りと最初からアクセル全開で、婚活を頑張った結果、いい相手が見つからなかった場合意気消沈する方は非常に多いです。
人は無意識のうちに頑張った分、リターンを求めるものです。
活動的に頑張った分、手応えや目に見えた結果がないと一気に落ちこむ典型的なケースです。
「1年以内に結婚するぞ!」と決めている方でも「短距離走型」で頑張った結果、3ヶ月くらいでスタミナが切れ、「このまま婚活続けるの?」「こんなにしんどいのに後9ヶ月も続けられない・・・。」とネガティブな方向に。
一気に婚活疲れを引き起こします。
毎回の同じ繰り返しに嫌気がさす
マッチングアプリや婚活パーティー、婚活サイトを利用する人に特に多いのが「ルーティンワーク化してしまった出会い」へ嫌気がさしてしまう現象です。
マッチングするために必死に「いいね」を送り、相手と頑張ってやり取りをして、デート、そしてフェードアウト。
「初めまして・・・」「趣味は・・・」「仕事は・・・」と話す内容も、質問される内容も毎回似たようなやり取り。
最初はいろんな人と会えて楽しかったことが、10人、20人とやり取りを繰り返し、毎回何かピンと来なかったり、好きになれそうになかったり。
こういう状態が続くと婚活自体にしんどさが出てきます。
普段の自分を出せないことへのストレス
婚活では最初から普段の自分通りのコミュニケーションを取れる(取る)人は少ないと思います。
婚活パーティーや婚活サイトで出会った人とのデートなど、女性なら笑顔を心掛けたり、少しでも印象良く見せようといい意味で普段の自分とは違う自分を演じるケースも多くなります。
これ自体は間違っておらず、徐々に自分を出していけるのが良いと思います。
ただ、「毎回同じ繰り返し」のループにハマっている人は特にそうですが、婚活期間中は常にこのような状態でいる人が多く、気づかないうちにストレスとなり蓄積して婚活疲れを引き起こす原因の一つになります。
周りと自分を比べてしまう
婚活パーティーに参加しフリータイムで自分のところに全然男性が来ず、自分より年齢が若かったり、綺麗な人のところに人が集まってしまう事に落ち込む人も多いと思います。
「若い人と自分を比べると・・・」「あの人に比べると自分なんて・・・」と自分と他人を比べ、自分のことを卑下しすぎるとドンドンと悪い方向に自分が落ちていきます。
また、周りで結婚している人を見て「どうして私ばかりがこんなに頑張っているのかわからない。」と自分を他の人と比べて、不幸だと自分で思い込んでしまうとネガティブな思考から引き返せなくなります。
マッチングのミスマッチ
婚活パーティーや婚活サイト、マッチングアプリで「いいな!」と思う人とはマッチング出来ず、「この人はちょっと・・・」という人とばかりマッチングすると言う人も婚活疲れを引き起こす傾向にあります。
出会いの機会は多いけど、「いいな」と思える人とマッチング出来ない状態が続くと精神的にもしんどくなってくるのです。
極端なマイナス思考
卑屈でマイナス思考な人ほど自分を精神的に追い詰め婚活疲れを引き起こします。
何か上手くいかなかったりした場合、すべてを「私なんか」と自己否定しネガティブに捉えてしまうのです。
婚活疲れの効果的な対処法
色々な婚活疲れの原因を紹介してきましたが、全体を通しての対処法を紹介していきます。
ペースを落とす
最初から全力疾走しすぎるとすぐにスタミナが切れて、婚活疲れを引き起こす原因となります。
そのためいつまでに結婚したいかをイメージし、ペース配分を考えましょう。
婚活ばかりしていて、プライベートの時間が現状全くない!という方は要注意で、自分の時間をしっかり確保するようにしましょう。
強靭な精神力と行動力がある方はこの限りにあらずですが、そんな人はあまり見たことがないため自分のペースというものを意識して、気持ちもうちょっと頑張らないといけないなと思うレベルまで下げてみてもいいと思います。
自分を責めない
「私なんて」と自分をいじめるのは絶対にやめましょう。
もちろん婚活を進める上で、自己分析し直すべきところは洗い出し、直していくということは必要になります。
ただし、自己分析で自分の悪いところばかりに目を向けて、それで落ち込み、自分を責めるのはやめましょう。
世の中あなたの悪いところ、嫌なところも好きと言ってくれる人は必ずいます。
自分の出来ていないこと、悪いことを落ち込んだり責める暇があるなら、それに気付いた自分を褒めてあげ、ポジティブに直す努力をしましょう。
同時進行してみる
婚活パーティーや婚活サイトでマッチングした人とやり取りし、デートをする中で、1人進めてダメだったらまた別の人1人だけと最初からやり取りし進めるという人もいると思います。
相手に悪いと思っている人も多いようですが、この場合は一人にかける想いが強くなりすぎる傾向があり婚活に疲れるケースもあります。
こういう人は、婚活で一般的な進め方である「同時進行」で婚活をおこなうことをおすすめします。
一人の人に全力投球するのは一見誠実に対応に思えますが、まだ結婚を前提にお付き合いしている訳でもないため、候補を作りながら婚活を進めていきましょう。
周りと比べない・焦らない
人と比べるとどうしても悪い点ばかりに目がいきがちになります。
婚活パーティーに来ている人気女性と自分を比べても意味はなく、あなたにはあなたの良いところで勝負すれば良いのです。
それでもどうしても比べてしまうという人は、婚活ライバルが集まるパーティーより1:1のパーティーに参加したり、婚活サイトや結婚相談所を利用するという風にやり方を変えてみましょう。
また、周りが結婚して自分も早く結婚しないとと焦るったりするかもしれません。
多少の焦りは必要かもしれませんが、過度な焦りは良い結果を生まないケースが多いため、一呼吸置いて落ち着いてみましょう。
スケジュールにメリハリをつける
気づけば婚活のスケジュールばかりになっている人は、リフレッシュできる時間も確保することが大切です。
例えば、土曜日は婚活パーティーに行き、日曜日はお休みして友達とランチするなど息抜きする予定を立てましょう。
息抜きできる時間を確保したメリハリがあるスケジュールを組む事によって、適度にストレス発散され婚活へのモチベーションが維持でき、ベストな自分で婚活できるようになります。
相談相手を作る
なかなか恥ずかしくて相談できる相手がいない人もいると思います。
しかし、上手く婚活が進んでいない状態の場合は特に自分一人で考えるより、誰かに話してしまった方がスッキリし、また頭の中の整理にもつながります。
また、相談相手から自分では思いつかなかったアドバイスをもらって、一気に婚活がうまくいくというケースもあります。
相談できる相手がいない場合は、仲人型の結婚相談所でしっかりフォローして貰える結婚相談所を利用するというのも一つの手だと思います。
結婚する理由を考える
「婚活がつらい」「婚活をやめたい」こういう方は今一度結婚する理由を考えてみるのも良いでしょう。
幸せな家庭を築きたいから?
子供が欲しいから?
親や親戚にプレッシャーをかけられて、何となく始めたから?
最後の理由であれば、独身として楽しく生活するという人生の選択肢もあって良いと思います。
自分が結婚したい理由を考えもう一度頑張れそうか、そもそもそんなに頑張る必要がないのかをもう一度考えてみるのも手でしょう。
時には休むことも必要
婚活が本当につらいという方という方は無理せず休むことも大切なことです。
幸せになるための婚活なはずが、今のあなたが不幸になっているという状況は一番不幸なことです。
一旦立ち止まってお休みしましょう。
意外に婚活をお休みした時に出会った人と結婚するというケースもあります。
心と身体を回復させてからまたスタートしても遅くはありません。
まとめ
実は婚活している人の多くが感じてしまう「婚活疲れ」についてご紹介してきました。
婚活をこれから始める方は、原因を知って、もし自分がそうなった時はどうするかを事前に考えて、対処できれば婚活疲れ知らずで婚活を進めることができるでしょう。
今、婚活疲れでとてもつらい人はご紹介した対処法を参考にして頂き、うまくストレスや疲れを発散させていきましょう。
どうしてもダメな時はすぐに婚活をお休みすることも大切です。