男であれば誰しも、成長する過程でナンパというものに関わります。
自分がしていなくとも知り合いがしていたという方、筆者のように先輩から「やって来い」とやらされた方も多いんじゃないですか?
そしてナンパって難しいんですよね。経験者ならナンパの難しさはお馴染みのはずです。
「いやそんなことないよ」という人は、この記事を見ている時点でナンパについて何かを知りたがっているナンパ未熟者であることを自覚してください。慣れている人ほどナンパの難しさを理解しているものですよ。
筆者も学生時代からナンパを沢山行ってきましたが、未だにナンパは簡単だなんて思いません。
長いナンパ歴の中で、ようやくナンパの必勝法の輪郭が見えてきた程度です。
本記事ではナンパについて、そしてナンパを成功させる掟ともいうべき10のポイントを紹介します。
そもそもナンパは必要?
本記事を進める前に確認をしたいのですが、本当にあなたにはナンパしかないんですか?
最近フラれたり出会いが無さ過ぎて、「よーし、ナンパでもしてみるか!」と安直に手を出そうとしていませんか?
そういった方は少しナンパを甘く考えています。
あなたが思っている以上にナンパは難しく、出会いの手段の中では上級者が手を出す恋愛玄人向けの方法です。
恋愛初心者が気軽に手を出そうとするものではありません。人によっては「二度とやらない」と決意するレベルのシビアなものです。
筆者もナンパで冷たい視線を向けられた時、または視線すら向けられなかった時の光景は、準トラウマレベルで記憶に蓄積されています。
気軽な気持ちで出会いを探しているという方は、まずはマッチングアプリに登録してみてはいかがでしょうか。
アプリとナンパどちらかしかダメという決まりはありませんし、お相手の素性が不明瞭なのはネットも路上も同じです。
まだマッチングアプリを試したことが無いという方は、大手で安全性も高いペアーズあたりに登録してみてはいかがでしょうか?
さて、残った皆さんはナンパへの熱い思いと揺るがぬ意志を持った根性があるナンパ初心者です。
「アプリなんか知らん!俺はナンパがしたいんだ!」という確固たる意志を持った皆さんへ、次章からナンパについて詳しく解説していきます。
ナンパの種類
ナンパには、
- 路上で行うストリートナンパ「ストナン」
- SNSなどで行うネットナンパ「ネトナン」
- クラブやゲレンデなどで行う「バショナン」
以上の3つがあります。
ストナンは繁華街や街中で行う、皆さんがナンパとして一番思い浮かべやすいタイプのナンパです。目的が不明の歩いている人を呼び止めて誘うという、リスクも高く一番難易度が高いナンパです。
ネトナンはSNSの普及で一気に広まったナンパです。Twitterやインスタなどのダイレクトメールを使って遊びに誘うナンパで、リスクも少なく家にいたまま出来るのが利点です。
そしてバショナン。完全な造語ですが、ゲレンデやBARなどの「場所」で行うナンパだと定義しています。ストナンと異なるのは、相手がすでに目的地にいることです。「待ち合わせしてるんで」「この後行くところがあって」といった理由で断られる可能性が低いので、ストナンよりも成功率が高いです。
つまり難易度的には、ストナン>ネトナン≧バショナンとなります。
そして本記事はストナンにフォーカスして進行します。
ネトナンは系統としてはマッチングアプリ寄りで毛色が異なりますし、ストナンさえできてしまえばバショナンで困ることが無いからです。
ナンパを学ぶ=ストナンを学ぶことだと覚えてください。
ナンパの成功率を上げる10の掟
心構え
ナンパをする前に、まずは心構えからです。
基本的にナンパというものは「数打てば当たる戦法」です。
あなたが俗にいうイケメンの部類であったとしてもそれは変わりません。
正直言って、10人声をかけて1人ついてくれば上出来です。
だって声をかけるのは知らない人です。恋人の有無から始まり急いでる人とそうでない人、さらにキャッチだと思い無視する人やそもそもナンパが無理という人もいるでしょう。
色々なふるいに掛けられて足を止めてくれる人がいて、さらには誘いに乗っかってくれる人ともなるとまた減ります。
先に言った10人に一人付いてくれば上出来だといった意味が分かりますよね。
ナンパは自分との戦いでもあるんです。
なので中々成功しないからといって諦めてはいけません、成功するまでやるんです。
身だしなみ
まだナンパに出掛けるのは早いです。次は自分の身だしなみをチェックしてください。
ナンパで大切なのは第一印象の良さで、第一印象の半分以上は身だしなみもとい外見で決まると言っても過言ではありません。
知らない人に受け入れてもらうんです。見た目というのは履歴書のようなもので、そこが通らないと先へは進めません。
そしてファッションですが、特別オシャレでなければいけないというわけではありません。
オシャレというのは人それぞれの感性によって変わりますし、度を越えてしまうと奇抜という扱いになります。
特定の人に刺さる尖ったファッションよりも、万人に受け入れられる無難なファッションの方が入口が広くナンパに適しているんです。
そして身だしなみに付随するのが清潔感です。汚い男にナンパされて喜ぶような変態はいません。
破れたり汚れたりしている服は論外ですし、「ヒゲが無い人は嫌!」という人は少ないのでヒゲも剃っていくと良いでしょう。
強みを用意
見た目を履歴書と言ったように、ナンパと就活は見ず知らずの相手に自分を売り込むという点で似ています。
そして売り込むためには、自分の強みを理解しておかないといけません。
え?ニコニコして下心も感じさせずガンガンアプローチできる?そんなのはみんなが出来ますよ。
「良い会社に勤めている」「陽気で一発ギャグやマジックが得意」といった、尖ったセールスポイントを数えておくんです。
ナンパ当日は声をかけた人から「あなたってどんな人なの?」という思いが寄せられます。
その際にセールスポイントがあることで、「エリート企業に勤める人だ」「面白い人だ」と印象付けることが出来るんです。
声をかけてついてきてくれても、あなた自身がどんな人かを先に開示しないと警戒心は解かれません。
特に、良い企業でなくても名刺を渡して勤務先を教えるという行動は「れっきとした社会人であること」と「勤務先を教えるくらいなので悪いことはしません」という2つのアピールになります。
実際、結婚相談所などの中には会員さんに「パーティなどで声をかけられたら名刺を貰いなさい」と教えているところもあるくらいです。
珍しい職種であれば話のネタにもなり、詳しい仕事の話はステータス以前の信頼性に繋がります。
仕事や特技など、自分をどう売り込むか整理してナンパに臨みましょう。
場所選び
ナンパは場所選びから始まります。
もちろん「今日ナンパしようぜ」と突発的に決めて、その日に遊んでいた場所で声をかけることがほとんどでしょうが、それでもナンパには適さない場所というのがあります。
例えば友達の家で遊んでいて「ナンパするか」となった時、家を出てすぐの住宅街でナンパをするなんてナンセンスです。不審者事案として地域の回覧板に載ること間違いなしです。
また、信号待ちでナンパをするという手法もありますね。でもその人は信号を渡るために立ち止まっているだけであって、しつこく話しかけられたら迷惑に感じるとは思いませんか?周りを歩いている人も邪魔に感じるでしょう。
ナンパはされた側が怖くないように人が多い場所、そして極力迷惑に思われない場所で行うべきです。
特にナンパ自体が迷惑に感じる人も多い分、そこは過敏に気を付けるようにしましょう。何度も言いますが、第一印象が大切なんです。
また逆に銀座のコリドー街や各地域のスポーツバーなど、ナンパスポットと呼ばれる場所もあります。
もし、「最近出会い無いな~、次の土曜にナンパでもするか!」という計画立てたナンパの場合は、そういったスポットに行くというのも効率的で良いでしょう。
実際に当サイトの運営人がコリドー街のナンパ事情を検証しに行きましたが、かなり成功率が高くナンパ師に適したフィールドだと感じましたよ。
相手選び
場所を選んだら次は声をかけるお相手を選びます。
ナンパの心構えとして「数打てば当たる戦法」と言いましたが、だからといって見境なく声をかけるわけではありません。
ナンパお断りの女性というのはパッと見て判断することが出来ます。そういった人にわざわざ絡みに行っている間に、ねらい目の女性がさっきまで自分が立っていた位置を通り過ぎた・・・なんてもったいないですよね。
細かい部分は場数を踏んで目を鍛えるしかありませんが、本章ではねらい目の人とそうでない人のある程度の指標をレクチャーします。
まずチャラチャラした格好の軽そうな女性がねらい目だと思っている方、残念ながらそれは間違いです。
あなたがそう考えるように周りもそう考えるので、おそらく女性はナンパされやすくナンパ慣れしています。ナンパ師を見る目が備わっていて、断り慣れもしているんです。
そういった女性よりもある程度清楚で落ち着いた真面目そうな女性の方が、知らない人からの声かけに簡単に立ち止まってくれて話を聞いてくれます。
少しおしゃべりをして「良い人そうだし断るのも申し訳ないなぁ」と思わせたら勝ちなんです。
また、女性のタイプ問わず「ゆっくり歩いている」という人もねらい目です。急ぎの予定が無く、もしかするとナンパ待ちの可能性だってあります。
また、服などの買い物袋を持っている人もいいですね。一人で休日に買い物に来ている可能性大です。
初心者が絶対に声をかけるべきではないのはイヤホンを付けている女性です。イヤホンを外させた挙句楽しいトークを展開できる熟練者が声をかけるならまだしも、初心者では「わざわざイヤホン外させんな!」と思われて終わりです。
皆さんもトライアンドエラーを繰り返し、是非自分の法則を見つけてみてください。
立ち振る舞い
いざ声をかける前に、しっかり緊張をほぐしておきましょう。
立ち振る舞いが見苦しくなると、その時点でナンパは失敗します。
もし声をかけて立ち止まり目が合った瞬間に、「えっと・・・」と1秒でも止まってしまったら、もう挽回は無理だと考えてください。
また、「えへへ、そのぉ~」という風にヘラヘラしつつ照れてなんていたら終わりです。ただちに謝罪をして道を譲ってください。
後輩から「話したいことがあります」と言われて時間を割いたのに、いざその瞬間になると「あのぉ、そのぉ」なんて言ってたら「なんだこいつ」って思いません?ナンパでどもったらお相手は同じように感じます。
「頑張っている」「恥ずかしい」なんて感情はお相手には関係ありませんし評価もしてくれません。やらされている立場だったとしても、ナンパを敢行しているのは他ならぬあなたです。「きっと何か話したいんだ!聞いてあげよう!」なんて見ず知らずの人は思いませんよ。
可愛い系の男性が年上女性に対して、母性をくすぐる目的でわざと拙い振りをすることもありますが、それは上級者の童顔イケメンにのみ許された特権です。
「ナンパだけど悪い?」くらいのスタンスで堂々としていないと、ナンパはただの痛々しい行為に成り下がってしまいます。立ち振る舞いは堂々とするに越したことはありません。
会話の切り出し方
大原則として、話しかける時は挨拶を行うようにしましょう。
「すみません」「ねえねえ」などから始まるとキャッチの人っぽいと思いませんか?
対して「こんばんわ」「こんにちは」から始まると、キャッチっぽさが無いですよね。
知らない人から話しかけられるというのは誰しも警戒心を抱きます。挨拶をすることでそれが緩和され、あわよくば「えっ!こんばんわ・・・」と戸惑いながらも返してもらえるかもしれません。
そして、
- 道教えてもらいたいんですけど
- 写真撮ってもらっていいですか
- 待ち合わせに付き合ってもらえませんか
以上のように会話の切り出し方は多くありますが、下手に取り繕うことはしない方がいいです。
何故なら余程上手でない限り、最終的にナンパだと分かった時に相手からの評価が下がるからです。
自分で考えてみてください。全然タイプじゃない知らない女性に「道案内してもらえませんか?」と言われます。予定あるけど可哀そうだからいいかと考えて親切心で案内したのに、目的地についたら逆ナンパだと知る・・・イラっと来ませんか?
そういった親切心に付け込んだきっかけ作りはお相手からの評価を取り戻すのが難しいですし、自分も一人一人に長い時間をかけてしまうことになります。
変に取り繕わず、「こんにちは、すごくタイプでつい声かけちゃいました。良かったら30分くらいだけでもお茶しませんか?」などと言って声をかけた方が円満です。
補足:ペンギンは古い?
「すみません、この辺でペンギン見ませんでした?」
っていう会話の切り出し方、一時期流行りましたよね。
ナンパかキャッチを予想していたお相手に対し「は?街中でペンギン?」と意表を突きつつ笑いも誘い、話を聞いてもらいやすくなる手法です。
発足された当初はかなり流行り、ストリートはペンギンを探して見知らぬ人に聞き込みをするペンギン捜索人で溢れかえっていました。
ですが今やこのペンギンナンパ、ナンパ慣れしている人はもはやネタにしているくらいまで知れ渡ってしまった落ち目の手法です。
ペンギン探してるんですけど見ませんでしたか?って話しかけてくるペンギンナンパに今日もあって適当に無視してたら最終的に、チワワでも猫でもいいんですけど…って食い下がられたけどそういう事ではない
— 千織 (@pmpmchi) January 23, 2019
「ペンギンが~~」なんて切り出すと「はいはいナンパね」と逆にすぐ気付かれてしまうので、今はあまり使うメリットはないでしょう。
当サイトを運営するリッキーが別記事で言っているように、「奢らせてください」とでも言った方がペンギンなんかよりよほど足を止めてもらえますよ。
誘い方
相手の足を止めることに成功したあなた。
デートに誘い出す段階になりますが、ここにはもう一枚壁が存在します。ただ声をかけて話を盛り上げるのとお相手を誘うのは、同じようで全く違うんです。
ポイントは絶対に下心を出さないことです。
たとえ終電が無い時間帯でも、「俺とホテル行きませんか?」「ホテルで飲みませんか?」なんて誘うのはNGです。
相手からしたら「良く知らないけどヤレれば満足なんですよ」と言われてるようなものです。会社で上司に「仕事出来ないけどけどボーナス沢山ください」というくらいあり得ない発言ですよ。
最終目的がそれであっても、仲良くなってから言うのがマナーです。
そして飲み屋でもカラオケでも、誘う時のおすすめは「イエスしか言わせない方法」と「要求を軽くして飲ませる方法」です。
まず「イエスしか言わせない方法」から解説します。誘う時に、
というような、どちらかを選ぶことが確定している質問をするんです。
すると自然と断るという選択肢がお相手から消えているので、「お、バーが良い?じゃあ行こっか!」と自然に連れ出すことが出来ます。
もし、
と普通に聞いていたら、
なんて断られていたかもしれません。特に日本人は質問に対してNOと答えやすい遠慮する人種なので。
次に「要求を軽くして飲ませる方法」ですね。ホテルに誘うなんてありえないと書きましたが、この方法では口にまずホテルなどのハードルが高い誘いをします。
初対面でこんな要求が飲まれるわけありませんよね、当たり前です。ここで要求を軽くするんです。
このように本命の要求をあたかも妥協したように思わせて、相手にも妥協してもらいOKを貰う方法です。
断り続けたという罪悪感を利用する、詐欺でも使われる少しダーティーな手法です。
また、逆にお相手にこちらの引き際を伝えて安心感を抱かせるというテクニックもあります。
「明日も仕事だし◯時までしか飲む気ないんで!」「1時間だけお茶しませんか?」というように終わりを見せることで、お相手も頷きやすくなります。
OKを貰えるよう、様々な工夫をすることが大切です。
お店選び
お相手が誘いに乗ってくれたところで、迷うのはお店選びです。
結論から言うと、お相手が行きたいお店があるなら迷わずそこに行きましょう。もしくは食べたい料理が決まっているなら、それが食べられるお店に行きましょう。
お相手の希望があるならば、「おしゃれなお店を知っている」「おすすめのバーがある」というアピールは不要です。
前の章でバーと居酒屋の2択で選ばせたあなたも、「そういえば食べたいものとかあったりする?あったらそこ行こうよ」と言いましょう。一度ついてきてくれた時点で、断られることはありません。
そしてお相手に希望が無い場合に行くお店は、
- ナンパ場所から遠くない
- 表通りに面している
- 外へ出やすい
といった条件を満たすようにしましょう。
一度ついてきてくれた時点で断られることは無いと書きましたが、逃げられる可能性があります。
ただでさえ知らない人についていくんです。女性には確実に不安な思いがあります。そんな中で裏通りのお店や重厚な扉が目立つ会員制のお店に連れてこられたらどう思うでしょう?どう逃げるかを考えだすでしょうね。
お店までの距離があるのも、「やっぱり来なきゃよかったなぁ」という後悔をよぎらせたり、どこに連れていかれるの?という不安に繋がります。
お店選びはお相手を不安にさせないこと、グダらないことが重要です。
引き際
最後となりますが、ナンパには引き際というものがあります。
- しつこい!と怒られた時
- 彼氏がいると言われた時
- 全く足を止めてくれない時
- 露骨に困っている時
声をかける段階の引き際は分かりやすいですね。
難しいのは誘えた後の引き際です。
例えば「今日だけ奢ってもらえればいいや」という女性は、何をしても恋人にはなれませんしホテルにも行けません。始発まで付き合ってくれたとしても、別れた途端LINEをブロックされて終わりです。
先が無い人にお金と時間を使っては、あるべきチャンス逃してしまいます。
そして「これは何しても無理だな」というボーダーラインは、実際に相手の反応を見て判断するしかないんです。
誰しも共通する比較的分かりやすい反応としては、
- 携帯ばかり見ている
- やり取りに興味が無さそう
- しきりにあくびをしている
といったものがありますが、対面しないと上手く伝えられないような脈ナシサインは人それぞれもっと数多くあります。
そもそもナンパという非効率的な出会い方を選択しているんです。もし引き際だと感じたら、未練もそこそこに切り上げるようにしましょう。時間もお金も有限ですよ。
ナンパをされる側の心理を読み解こう
補足としてナンパされた側の心理を知っておくことで、成功率はまたさらに上がります。
- ナンパされちゃった!『嬉しい』
- 軽く見られてる・・・『悲しい』
- しつこいなぁ『怒り』
- はいはい『無関心』
彼氏の有無などは関係なく、ナンパされた側は上記のいずれかの感情を抱きます。
この内脈無しはどれだと思いますか?嬉しい以外全てだと思いますか?
正解をいうと全員脈無しではないんです。
どういった心理の人でも、立ち止まって話を聞いてくれさえすればチャンスはあります。
まずナンパされたことをステータスだと感じて喜ぶタイプの女性。この女性はナンパに慣れていない、もしくはナンパされることに憧れがあったから喜んでいるんです。これは彼氏がいたり予定があるなど具体的な支障がない限り、かなりの高確率で成功します。
次に悲しんでいる女性です。この女性はナンパする人=ヤリモクと考えており、そのヤリモクに声を掛けられる自分も尻が軽そうだと思われていることにショックを受けています。その場合は「お茶だけでも」「30分だけでも」と純粋さと誠意を前面に出しましょう。
そうすると、あれ?思っていたのと違うかも?と考え、その後は「絶対ヤリモクだと思いましたよー」なんて言って態度も柔らかくなります。
ただ、あなたの見た目が女性の中の平均点に達しておらず「この程度の人にイケるって思われるんだ」というベクトルの悲しみの可能性もあります。その場合はどう足掻いても無理なので諦めましょう。
続いてナンパされたことに怒りを覚える女性ですね。この女性も悲しむ人と同じくナンパに対して下劣なイメージを抱いているため、「ナンパなんてものを私にしてくるな!」と怒っているんです。
なので悲しむタイプと同じく、ゆっくりと考えをほぐす必要があります。前面に感情を出さずに心の底でイライラしている人がほとんどなので、「ヤリモクでないこと」と「少しだけでもいいから」ということを前面に出して口説いてください。少しずつ怒りも収まってくるでしょう。
万が一途中で「だからうるさいっての!」と怒鳴られでもしたらもう無理なので、その時は謝って諦めましょう。
そして最後に無関心の女性ですね。ナンパされても何も感じないという人は実は一番多いんです。
無関心の理由は簡単です。ナンパについていくことにメリットを感じていないから、そもそも興味が無いんです。
そういった方には、自分に興味を持ってもらうことが一番手っ取り早いです。
ここで10の掟で解説した「強みの用意」が活きてくるんです。
「エリート企業に勤めている」「ギャグセンが高い」といった自分の色を見せることで、お相手は「へえ、ナンパの割にいい出会いかも」と興味を持つようになります。
総合してまとめると、
- 下心を隠す
- 誠意を見せる
- 強みを用意する
といった事に最低限気を付けていれば、立ち止まってくれた後は上手くいくんです。
そうです。全て前述した掟の中に入っています。
少しでも信憑性を感じていただけたでしょうか?
ナンパをすることのメリット
心身ともにすり減らすナンパですが、決してやって無駄なことはありません。
ナンパをすることにはしっかりとしたメリットがあります。
色々と辛らつな事も書きましたが、メリットを知ってナンパのモチベーションを上げていきましょう。
メンタルが強くなる
ナンパはメンタルが強くないとできないと書きましたが、逆にナンパによってメンタルを鍛えることが出来ます。
だって知らない人に果敢に話しかけ、時には無視され時には蔑んだ視線を受けるんですよ?メンタルなんて知らないうちにどんどんと強化されて行きます。
たとえナンパを卒業しても、その男らしい鋼のハートは残り続けるんです。
仕事でのストレスや学校での立ち位置なんて、気にならない図太さを得ることが出来ます。
明確な恋愛経験値となり自信が付く
親しくないどころか知らないという距離感で沢山の女子とやり取りをすることは、明確な恋愛の経験値となって蓄積されます。
ナンパに慣れてきたら、あなたは「女子付き合いが上手な男」として周りの男性から一目置かれている事でしょう。
ナンパによってナンパ以外の恋愛でも役に立つ能力を身につけることが出来るんです。
「女子ウケが良い」をとことん知れる
「この服の時成功しやすいな」「この会話だと沢山笑ってくれるな」
ナンパをすることは、女子ウケがしやすい会話や服装の実地調査になります。
ファッション誌などで「女子ウケが良い!」と書かれているファッションよりも、自分にコミットした生の評価を沢山知ることが出来るので、今後の恋愛はもちろん人付き合いにまで活かすことが出来ます。
【まとめ】自信が無い人は・・・
以上でナンパについての解説を終わります。紹介した10の掟などから、ナンパの難しさを理解していただけましたか?
たかがナンパされどナンパ。ナンパが得意だという方は「ナンパに慣れている」だけか、問答無用で顔採用されるイケメンを超えた「度を越えたイケメン」しかいないんです。
普通の人がナンパで出会いを探すのであれば、それ相応の努力や経験が必要です。
沢山の失敗の果てに成功があります。
やっぱりナンパなんて自信が無いという方は、文中でも書いたようにマッチングアプリの利用も検討してください。
繰り返しになりますが、どちらかしか使っちゃいけないというルールはありませんし、相手の情報が少ないのはナンパもネットも同じです。
「ナンパじゃなきゃ!」と別にこだわりが無い方は、是非そちらも検討してみてください。
本記事が出会いを探す方々の参考になると幸いです。