近年、恋活や婚活でマッチングアプリを利用することに対しての認知度が上昇してきました。
一番気になるのは、実際に成功している方はどのくらいいるのか?ということですね。
本記事では様々な統計を基に、マッチングアプリや婚活・恋活アプリでの成功率を紹介します。
【普及率】マッチング・婚活アプリ利用率は?
2019年4月、モバイルマーケティングリサーチを行うMMD研究所が20~49歳の独身の男女を対象に行った調査の結果、マッチングサービス・アプリの認知度は57.5%、うち利用経験者は30.2%であることが分かりました。
引用:2019年マッチングサービス・アプリの利用実態調査 – MMD研究所
2016年に行われた同様の調査でマッチングアプリの認知度は38.2%だったので、前述の通り認知度は上昇していることが分かります。
引用:2019年マッチングサービス・アプリの利用実態調査 – MMD研究所
そしてマッチングアプリについて知っている人の内30.2%は利用経験があるので、以上の結果をもとに利用率を算出したいと思います。
- 調査対象は20歳~49歳の男女約10,000人
- マッチングアプリ認知度は57.5%
- そのうち利用経験者は30.2%
利用率は、10,000×0.575×0.302=1736.5/10,000人となります。
単純にマッチングアプリを知っている10人のうち、1~2人は利用経験があるという結果になります。
ですが本記事で紹介する利用率とは、あくまで1万人という限られた対象数の中での利用率であるため、規模を広げた場合の利用率は変動するでしょう。
【成功率】恋人ができる確率は?
引き続きMMD研究所の調査結果を基に紹介します。
引用:2019年マッチングサービス・アプリの利用実態調査 – MMD研究所
マッチングサービス・アプリ利用経験者のうち男性は20.5%、女性は18.5%が現在付き合うことに成功しています。
割合でいうと、アプリ利用者のうち5人に1人はマッチングを成功しています。
ですが、付き合っていたが別れたという回答も同様に20%ほどあり、会っても何もなかったという回答に至っては半分近くあるので、過度な期待には注意しましょう。
【成婚率】結婚まで到達する確率は?
引用:2019年マッチングサービス・アプリの利用実態調査 – MMD研究所
結婚したという割合(成婚率)に至っては男性が4.7%で女性が2.4%と、やはり付き合った成功率に比べると少ないですね。
ですが、アプリ特有の手軽さと利便性の高さを考えると十分高い数値だとも言えます。
利用者すべてが結婚出来るわけではないというのはアプリ以外のマッチングサービスでも共通なので、特段アプリが婚活に適していないとは言えないでしょう。
【成功例】実際に交際や結婚をした方の口コミ
マッチングアプリを利用して、実際に結婚・交際に成功している方の口コミを紹介します。
マッチングアプリで知り合って結婚しても胸を張れる出会い方ではないし一部アタマのお堅い方には秘密にしてるけど、自慢の夫です。
— She (@ninac_her) May 10, 2019
大学から5年付き合った彼女と結婚して半年で離婚したけど、1年後にマッチングアプリから付き合ってできちゃった婚(計画的)をして幸せそうにしてる友人を見ると、結局出会いなんてなんでもええんやなと思う。
— サカモト (@aajgjpdmtwj1) March 15, 2018
『結婚決まった!』
就活の時にサポートしてくれた方のおめでた報告。誰しもが認めるいい人で最高に面白い人だけど、長らく彼女がいなかった。そんな彼の結婚報告。とても幸せそうで僕も嬉しい。そのお相手とのなれそめは『マッチングアプリ』だった。真面目な先輩だったので、正直かなり意外だった。— とっきー@オフィスのお弁当がかり (@lunch_creator) June 8, 2019
このように、マッチングアプリを通しての出会いで幸せになっている方は多くいます。
ですが、やはりまだネット上の出会いに関して良いイメージを抱いていない方も多いために、周りに隠している方も多いようですね。
【余談】アメリカのマッチングサイト普及率
インターネット・マッチングサイトeHarmonyがスポンサーになって行われた調査によると、アメリカで2005年以降に結婚した人のうち1/3はオンラインで知り合い、その中のほぼ半数はマッチングサイトを通じて出会っています。
さらにオンラインから始まった夫婦は、現実世界から始まった夫婦よりも離婚が少なく、結婚生活に満足していることが多いそうです。
確かに、マッチングサービスを利用した出会いの場合、お相手の情報やステータスを評価して付き合いをもつ人を選びます。
つまり、普段の生活の中でありがちな「とりあえず」や「なし崩し的に」といったカップリングが無いので、マッチングする人は数値的に見てしっかりと理想的な人であり、結果として順調な付き合いが出来ます。
本記事のメインテーマと多少の関連性があったため、余談として紹介しました。
参考:「ネットで知り合って結婚」は全体の1/3、離婚も少ない:米調査 – ライブドアニュース
友人のアメリカ人が普通にマッチングアプリで結婚したと言ってましたね。隠すこともしないほど一般的いなっているということでしょうかね
— ラブラドール (@labradors2005) April 1, 2017
まとめ
以上でマッチングアプリの利用率や成功率についての紹介を終わります。
賛否両論のマッチングアプリですが、婚活として利用する場合は使い分けを行うべきでしょう。
例えば結婚を急いでいる場合は結婚相談所とアプリを併用すると効率が良いですし、そんなに急いでいないというなら複数のアプリを兼用するだけで十分です。
文中で紹介したように、アプリ利用者の5人に1人はマッチングに成功していることを考えると、登録しておいて損はないと言えます。
おすすめのマッチング・婚活アプリを探す際は、是非こちらの記事もご覧ください。