今回は、新橋にある結婚相談所マリアージュ38に取材をさせていただきました。
マリアージュ38の代表である綿貫さんは非常に正義感の強い方で、会員を結婚へ導くことへの情熱がひしひしと感じられる・・・そんなインタビューでした!
婚活中の方も、業界関係者の方も、是非ご覧ください!
結婚相談所を利用するキッカケ
——結婚相談所を利用する人はどのようなキッカケで利用されていると思いますか?
綿貫さん:友達の結婚や親にせかされたりと、なにかしらの事情で”結婚したい”という気持ちが沸き上がったとき出会いがないということに皆さん気が付きます。
そしてアプリ・パーティー・合コンなどいろいろな婚活の方法を考える中で
「アプリは怖い」
「パーティーで大勢の人に出会うのは苦手」
「自分は一人で切り開く自信がないので誰かに伴走してほしい」
そう感じる人が結婚相談所の利用を検討し始めます。
そんな時にブログやホームページを見たり、人の噂を聞いたりして「結婚相談所って安心だし悪くはないよな」という方が実際に入会をします。
——お話の中でアプリという言葉が出てきましたが、アプリで良い出会いがなかったから結婚相談所を利用するという人は傾向として増えていますか?
綿貫さん:急に増えているワケではありませんが、2年くらい前からその傾向はあります。
アプリを利用してみたけど「嫌な思いをした」とか「色々アドバイスがあった方がいい」ということでお越しになる方が結構いらっしゃいます。
全くアプリをやったことがないという人は2割~3割くらいで、6割~7割は何かしらの形でアプリをかじっています。
——マッチングアプリと結婚相談所は役割が違うと思いますが、婚活という裾野が広っているという意味ではマッチングアプリも良い影響を与えていると言えますか?
綿貫さん:婚活の敷居を低くしてたくさんの人が能動的に活動できる場が増えたという意味では良いと思います。
しかし1人1人にとっては安心が担保されていないため、嫌な思いをしたり、それでトラウマになってしまったり、婚活そのものを止めてしまう人もいると思います。
全員に「アプリはおすすめ」というのは正しくないという気がしています。
結婚相談所の選び方
——東京には結婚相談所が非常に多いと思いますが、その中からどのように1社を選べば良いでしょうか?
綿貫さん:自分の目的に合っているものを提供してくれるかどうかが重要です。
自分の目的が「相性の良い相手との幸せな結婚をすること」であれば、幸せな結婚ができる相性の良い人と出会える場所・環境を持っている結婚相談所を選ぶべきです。
結婚相談所もデータマッチング型結婚相談所でシステム優先で活動したいのか、仲人型結婚相談所にしたいのか、という2つの選択肢があります。
「自分の幸せな結婚のために一緒に活動してくれるアドバイザーが必要だ」となれば、仲人型結婚相談所の選択がオススメです。
自分に自信があって自力でどんどん婚活ができるのであればデータマッチング型の結婚相談所でも良いと思いますが、サポートしてもらうことで良い結果につながるというのであれば仲人型結婚相談所を選ぶべきです。
仲人型結婚相談所と言っても、実際はデータマッチング型結婚相談所と変わらなくて、システムを提供するだけで特にサポートがない「なんちゃって仲人型結婚相談所」というのも沢山あります。
そのため、
- 自分が何を求めているか
- どんなサポートをしてくれるのか
- ここで自分が結婚できるという確信が持てるか
といった精査が必要だと思います。
また、話し合って婚活を進めていく中でカウンセラーと相性が悪いとうまくいきません。
そのため弊社ではできるだけ会員さんの話を聞き、つらい思いをしたときや凹んだときは支えて、必要なことを伝え、キチッと結婚に繋いでいけるようなスタイルを提供しています。
——ストレートに「どこまでサポートしてくれますか?」というのを入会のタイミングで聞くのもアリなんですね
綿貫さん:どこまで本気で向き合ってくれるかとカウンセラーの覚悟を聞くのは非常に重要です。
「いいですよ。とことんお付き合いしますよ」と正々堂々言える覚悟を持ったカウンセラーの方が絶対頼りになります。
カウンセラーは、会員さんの状況を理解しないといけないので、本人よりメンタルが弱かったらうまく行くワケがありません。
婚活がうまくいく人といなかい人の違い
——婚活がうまく人といかない人の違いを教えてください。
綿貫さん:婚活が上手くいく人はギブ&テイクのギブを考えられる人。
自分が得たいものばかり考えている人、「この相手から得られるものはなんだ?」といった、相手が自分に提供してくれるものばかりに目がいっている人は難しいかもしれません。
そもそも結婚をすればギブ&テイクの関係になるのですが、結婚の前にギブを考えられる人は少なく、「あげる」というスタンスの人が現れたときに、「今まで出会った人とは違う」という印象で受け止められることになると思います。
優しい人・思いやりがある人・自分を大切にしてくれる人を選びたいとは思うものの、人からは与えてもらおうとしてしまっている。
だったら相手に求めているものを提供できる人になれば、相手から選ばれることになると思います。
人間だからギブ&テイク両方ありますが、異常にテイクの要素が強い人は相手が警戒するし選ばれにくい。ギブのウェイトが高い人は相手に選ばれやすいです。
——婚活がうまくいかない人はどんな人ですか?
綿貫さん:途中で婚活するのを止めることです。婚活している男女の相性を鍵と鍵穴に例えたとき、何回か鍵が回るか確認していけばいつかは鍵が回る人が現れるはずです。
ただこの鍵が回るのが1回目なのか10回目なのか分かりません。
結婚が決まらない人は、途中で疲れて鍵を回すことを止めてしまう人です。最後まで鍵を回すことができた人が結婚できる人です。
私は、一定量の鍵回しが出来た人は結婚できると確信していて、その一定量ができない人は婚活疲れを起こして止めてしまうかもしれません。
そうならないように、普段から会員さんの話を聞き、慰め、違う活動方法を提案して希望を持ってもらえるようにしています。
会員さんを支えていっぱい鍵回しをしてもらえば相性の良い人と当たる、という考えです。
婚活成功のポイントは、「ギブ&テイク」と「最後までやり通す」ことが重要なことだと思います。
——お見合いなども合う人がいなければどんどんやった方がいいという考え方ですか?
綿貫さん:必ずしもそうではありません。婚活は費用も掛かりますが、精神的なエネルギーをものすごく使います。
数打てば当たるではなく精度の高い出会いを作らなければなりません。
「片っ端から会えばいい」「3回は会わないと本当のことが分からない」というカウンセラーの人も沢山いますが、私はそんな風には思っていません。
真剣に結婚したい大人の男女が向き合えば、お見合いと一回のデートで十分だと思っています。
そこで結婚の対象としてフィーリングが合わなければ無理して2回も3回も会う必要はありません。
——かえって疲れてしまう?
綿貫さん:そう、本当の出会いの前にバテてしまっては無駄なので、無理矢理愛情が沸くまで出会い続ける、ということはやらない方がいいと思っています。
若者の結婚に対する価値観の変化
——若者の結婚の価値観は10年前20年前と比べて変化はありますか?
綿貫さん:20代の結婚の価値観は変わっているように感じます。先日、都内の某国立大学で授業を行ったときに、学生たちからレポートを出してもらったところ、男女平等の考え方が強いことが衝撃的でした。
「”ファーストコールを男性側から入れる””プロポーズはほぼ男性側から”という感覚が不思議だ」というのが学生たちの意見です。
結婚相談所では「どちらからでもいいですよ」と言ってしまうと混乱するので、男性主導で伝えることをルールにしていますが、男性側からすることに決まっていることが20代の男女から違和感を感じるということが、大きな変化です。
40代以上の男女になると男性主導で女性が付いていくみたいな感覚があると思いますが、20代の男女にはそのような感覚が薄れているかなと思います。
——今の20代前半の若者たちは、女性の方がプロポーズすることや食事代を出すこともあり得ると考えられますか?
綿貫さん:自分からしたいと積極的に思うかどうかは別ですが、「男性がするもの」「男性がして当たり前」という決めつけの価値観を持っていない、というのが正確です。
お金に関しても、ご馳走してくれることはうれしいと思いますが、仕組みとして男性がご馳走するものと決まっているのが違和感を感じている世代とそうではない世代の差があると思います。
——女性の社会進出が根底にあったりしますか?
綿貫さん:根本はそうです。それからインターネットの普及でいろいろな方が自分を発信でき、情報を自由に獲得できる時代になったという点も影響しています。
年齢や性別関係なく、どこに住んでいようが、どんな人でもアクセスして情報を得られる時代なので、そういう価値観の変化があるんだと思います。
印象的だった会員の婚活エピソード
——今までで、最も印象的だった会員の婚活エピソードを1つ教えてください。
綿貫さん:ご家族でそろって相談にいらっしゃった40代の女性です。
どちらかと言うとご家族の方が積極的にご質問頂いて、ご本人様は黙っている聞いている感じでした。
だけど2時間くらい経って、本人が「やってみます」と始められました。
弊社ではできるだけ良いプロフィールを作ることが会員さんの出会いの質や量を向上させることが出来ると考えているので。
プロフィールの作り方にこだわり、そして一番重要なプロフィールの写真撮影に必ず一緒に行くようにしています。
しかし、私が写真撮影当日に怪我をして救急車で運ばれてしまい、彼女が1人で撮影することになってしまいました。
治療後、彼女と会って撮影した写真を見たら、素晴らしい写真が撮れてて安堵しました。
最初からドタバタして始まりましたね。
そこから、彼女はお見合いを順調に組めるようになりましたが、なかなか交際に発展せず丸1年結果が出ない状態が続き、何回も心が折れそうになり、そのたびに相談に乗り支えてました。
彼女は「男性から申し込まれたらお会いする」という受け身だったんです。
しかし、このままではダメなので、受け身の姿勢を変えてみよう話になり、彼女は一気に15件の申し込みをしたんです。
そして、お見合いをしたその日に私のLINEに「出会っちゃったかもしれません」と送ってきて、1か月で真剣交際になって3か月で成婚退会しました。
——行動の仕方を変えたらあっという間の3か月で成婚退会。姿勢を変えるだけでそんなに一気に変わってしまうものなんですね
綿貫さん:めぐり合わせやタイミングなどのキッカケが大きく作用する世界ですし、その人の結婚に対する心構えが整ったときに機が熟するみたいなことがあります。
きっと彼女はそのタイミングだったということです。
結婚相談事業を立ち上げようと思ったキッカケ
——結婚相談事業を立ち上げようと思ったキッカケはなんですか?
綿貫さん:シンプルに言えば社会環境の変化、男女平等による女性の社会進出、インターネットの発達など・・・人間関係の在り方が昔に比べて希薄なっている点です。
私の時代は社内恋愛は普通で6~7割が社内結婚という時代でしたが、今は社内恋愛なんてなかなかできません。
結婚が非常にしづらい時代なので、そういった社会の悩みの課題解決をすることでみなさんの役に立つならば、ということで結婚相談所をはじめました。
妻が大学院の助教授で、あるとき結婚市場について論文を書いていました。そのとき、彼女を通じてIBJ日本結婚相談所連盟という会社があることを知り、そこで結婚相談所を開業する仕組みを知ったのがきっかけです。
私は元々インフラ系企業に勤めていたんですが、人口減少社会ではインフラは供給過剰な傾向にあって、1個作ったら隣接地点の1個は全くいらなくなる、そんな状況でした。
自分の会社だけが良かったとしても、他社も含めてみれば〇と×が並ぶ状況でした。
営利目的の民間企業なのでそれを繰り返すのですが、社会全体で見たときにどうなんだろうと思っていたんです。
だけど結婚を作る仕事においては唯一、結婚したい男性と結婚したい女性が結婚したら〇と〇になるんです。
両方が〇になるという結果を手にする仕事はそうそうないと思うんです。だからこの仕事は素晴らしいなと思いました。
——ビジネス的な理由よりかは社会問題に対する意識が根底にあると
綿貫さん:うちは他にも事業をやっていて、結婚相談所の収益だけで利益を出しているワケではありません。
もちろんお金も大切ですが、結婚相談所に関してはお金のために始めた事業ではありません。
世の中にニーズがあって解決すべき課題があって、その課題を自分のノウハウで解決できそうだったのでやったところ、結果的にそれがみなさんから喜ばれて信頼になったり事業を拡大することになって、お金が生まれてくる。という順番ですね。
その順番を間違えると、会員さんに丁寧な対応するということはできないと考えています。
結婚相談所業界の改善点
——今の結婚相談所という業界の改善点があれば教えてください。
綿貫さん:カウンセラーの質が挙げられます。
そもそも1人の人生の選択に関わる重大なポジションなので、責任感や考え方がしっかりしないといけないと思います。その点では、危なっかしいカウンセラーもいます。
——それは利益を優先しすぎるということですか?
綿貫さん:利益の優先という問題もありますが、カウンセラー自身が主人公であるかのようにふるまう方もいます。
カウンセラーが主人公で会員さんが脇役、カウンセラーが「こうしろ」「ああしろ」といって自分が気持ちいいことを追求すると、本来主役である会員さんが犠牲になってしまう。
そういう結婚相談所は少なからずあると思います。
結婚相談所が安心・安全であるところということ、今は魅力的な男性も女性もたくさんいますが本当の結婚相談所の姿が世の中に認知されていません。
それを克服できたら、もっと誰もが知っている一般的なビジネスになったら、この業界はもっと良くなると思います。
——結婚相談所はイケてない人が行く場というイメージが払しょくできていない?
綿貫さん:そうです。出会いのためにお金を払うことに屈辱感を感じる人もいると思いますが、結婚したいと思ったら結婚相手を紹介してくれるところに行く、そこにはサービスの対価が発生するというのが当たり前になればいいなと考えています。
結婚相談所の役割について
——マッチングアプリや街コン、相席居酒屋など、出会いの形が多様化していると思いますが、その中で結婚相談所はどのような役割を果たしていくことになると思いますか?
綿貫さん:結婚相談所と一括りになっていると思いますが、私は結婚相談所の姿はシステムを渡す「データマッチング型」と、カウンセラーが一緒にプランニングからアドバイスからいろいろなことをやっていって結婚を作る「仲人型」の二極化がもっと進むと思っています。
また、私見ですが、データマッチング型はアプリとの境界線があいまいになって、存在意義が薄くなってくるのではないかと思います。
近い将来の結婚相談所の姿は、カウンセラーがいろいろアドバイスをしながらやっていく、パーソナルなものになると考えています。
そのスタイルが、マッチングアプリや街コンや相席居酒屋などの個で動くものと明確な差別化になるから、個で動くことよりも専門の人と一緒にやりたいという方が選ぶサービスとして確固としたポジションを築けると考えています。
——中途半端なポジションにある結婚相談所は危ない?
綿貫さん:偉そうなことは言えませんが、アプリもプロフィールがデタラメだらけの今の危険なスタイルではいずれ廃れると思います。
アプリ側も信頼性のあるものに変化する可能性はあるのですが、そのときにデータマッチング型結婚相談所とアプリの境界線が見えなくなる気がします。
より手ごろで会員数もあるアプリの方がデータマッチング型結婚相談所に比べて圧倒的な破壊力があるのではないでしょうか。
最後に一言
——最後の質問ですが、まだ結婚していない若者に結婚の専門家として一言お願いしいます。
綿貫さん:価値観が多様化している時代なので、結婚するもしないも結婚するもしないも人の意見に左右される必要ないと思います。
その中で、自分を見つめたときに「結婚したい」と思ったなら、ぜひ一歩踏み出してほしいです。
そして、一歩踏み出す時にいろいろな婚活サービスがあるけど、自分に合った婚活サービスを選んでほしいです。
願わくは安全性が高く自分の身を守れる安心なフィールドを選び、メリット・デメリットを理解したうえでそれぞれのフィールドに入ってほしいです。
結婚そのものは素晴らしいもので、私の人生は妻や子供を持ったことで彩りあるものになったと自分で思っています。
望む方はぜひ結婚してほしいし、そのために一歩踏み出してほしいし、そのために悩んだらぜひうちに来てほしいです。
まとめ
以上がマリアージュ38の代表、綿貫さんのインタビューでした。
マリアージュ38の綿貫さんは結婚相談所という事業を社会問題的な側面からアプローチする方で、男女を結婚へ導くことに対して強い使命感を持っているのだなと感じられる方でした。
会員の婚活に関しては恐らく一切の妥協をしない結婚相談所なので
「手厚いサポートを受けたい」
「本気で結婚したい」
という人は是非マリアージュ38に問い合わせてみましょう!
