婚活をしたいと思っても「自分の魅力がわからない」「勇気がない」そう感じている方も多いのではないでしょうか。
今回インタビューを行ったのは、婚活サポートEcco(エッコ)の婚活カウンセラー鈴木さん。
鈴木さんは、「人」が好きで、新しい一歩がなかなか踏み出せずにいる方をサポートし、一組でも多くの幸せなカップルの縁結びができたらどんなに幸せだろう!という想いをお持ちです。
初めて婚活をする方でも安心な身近に感じられるサポート。
サポート内容から婚活成功の秘訣までお話しを伺ってきました!
- 1 婚活サポートEcco(エッコ)とは
- 2 結婚相談所を利用されるきっかけ
- 3 結婚相談所の選び方
- 4 婚活が上手くいく人・いかない人の特徴について
- 5 結婚に対する価値観の変化について
- 6 今までで最も印象的だった会員の婚活エピソードを教えてください
- 7 入会を検討している方にどのようなカウンセリングを行うのか教えてください!
- 8 他の結婚相談所と比較して婚活サポートEcco(エッコ)の強みを教えてください。
- 9 婚活事業を立ち上げようと思ったキッカケを教えてください
- 10 今の結婚相談所という業界の改善点などはありますか?
- 11 婚活のカタチが多様化する中で、結婚相談所が果たしていく役割を教えてください
- 12 結婚相談の専門家として若者に一言お願いします!
- 13 最後に
婚活サポートEcco(エッコ)とは
一人ひとりに寄り添った少人数制で、それぞれの良さを引き出しながら丁寧なサポートが受けられます。
プロフィール文・写真へのこだわりや、会員様・入会を検討している方の希望地区まで出向いてくれ柔軟な対応もウリ。
もちろん、無理に入会を勧めることはなく一緒に考えて結婚に導く成婚主義の婚活サポート。
Eccoの由来である「出会い(Encuentro)・成長する(Crecer)・仲間(Company)」をもとに、人との出会いを大切にされています。
結婚相談所を利用されるきっかけ
——結婚相談所を利用される方のきっかけ・動機をおしえてください
鈴木さん:まずは手軽に始められるアプリをやってみた、街コンや婚活パーティに行ってみたという方が多いです。
しかし、実際は結婚の真剣度が高くなかったり、付き合ってみても結婚まで話が進められずうまく行かない、真剣度がわからずそこで時間を無駄にしてしまったので、早めに結婚したい・子供が欲しいと考えている方は違う方法で…という感じで結婚相談所へという方が非常に多いです。
他にも、アプリや婚活パーティは自分に向かないと考えて、初めての相談に来られる方もいらっしゃいます。
あとは恋愛経験が少なくてどうしたらいいかわからないから、服装はどんな感じがいいか・こういったとき相手はどんなことを考えているのかサポートしてほしいという方もいらっしゃいます。
——アプリなどは結婚相談所と並行して利用する人もいるのでしょうか
鈴木さん:もちろんいます。
すぐにでも結婚したいとか事情があるのであればアプリなどを併用してもいいのでは?と思います。
ただし、相手の真剣度の高さはわかりません。
結婚願望のない人と貴重な時間を無駄にしてしまうことにもなりかねないので、アプリでも職場での出会いでも、婚活のサポーターとして、相談所の活動と並行しながら、アドバイスやサポートもしています。
結婚相談所の選び方
——数多くある結婚相談所の中で、選び方のポイントはありますか?
鈴木さん:相談所はそれぞれ特色があるので、サポート内容もさまざまです。
HPやカウンセラーのブログを読んで、サポーター自身がどんな考え方でどんな思いでサポートをしているか知るのが大切。
そして、ほとんどの相談所で無料相談を行っているのでそこで話を聞いて、具体的にどんなサポートをしてくれるのか実際に聞いてみるべきです。
直接話をすれば、この人合わなそうだなとかもあると思うので…。
そこで、このサポーターは違うなと思ったらそれはそれで仕方ないので「この人となら一緒にがんばれそうだな」と思える結婚相談所を選ぶのが大切です。
実際に相談所に入ってみても実際は全くサポートされなかったというのもよくある話なのでサポート内容の確認は必須です。
婚活が上手くいく人・いかない人の特徴について
——婚活がうまく行く人はどんな方ですか?
鈴木さん:自分はどんな結婚生活をしたいのかのイメージができていない人よりも、
いつまでに結婚する、こんな家庭を築きたい、そのためにはどんな人がいいのかなとあなたが望む将来はどんなことか考えられる人の方がうまくいきやすいかもしれません。
一人で婚活をしていると、どうしたらいいのかなとか、連絡来ないなとか、自分から連絡するのもしづらいなとかいろいろ考えているうちにお互い連絡を取らなくなって、理由も分からないまま知らないうちに自然消滅になってしまったりもよくありますよね。
カウンセリングの中で、言葉にすることでわかることもあります。
この先この人とどう関わっていきたいかとかどうしたいかなどを聞き出して、一緒に次の行動を考えたりもします。
——割と自分で行動できる人が婚活がうまく行くでしょうか?
鈴木さん:それはもちろんあります。
ただ、行動が苦手だとしても何で苦手なのかなという点やどう行動したらいいかな?を一緒に考えています。
自分の望む結婚生活を送る為に、たくさんいる異性を年収で決めるのか価値観で決めるのか、見た目で決めるのか、どこを決め手にするのか一緒に探ります。
——逆に婚活がうまくいかない方について教えてください
鈴木さん:よく、婚活で「素直な人はうまくいく」と言われますが、素直じゃない人というのは例えば異性に出会ったとき、その人を肯定的にまっすぐ見られない、斜めから相手を見てしまう癖がある人もいます。
ネガティブな見方をしてしまう。
そういった方は「こういったときにどうしたらいいんだろう」と悩んだときに、カウンセラーがアドバイスをしても
「いやそれは違います」「わたしはそうじゃないですから」という否定的な返しが多かったり。
過去の経験が役に立つこともあるけれど、過去の経験が邪魔をすることもあります。
それだとカウンセラーだけではなく異性と出会ったときも否定的だったり、斜めから物事をみたりしてしまうので上手く行きにくいかなと思います。
相手があってのことですし、赤の他人と結婚をしようとしているのだから。
あとは自分に対してネガティブな人です。
「私なんて…」とか「こうしないと好きになってもらえないんじゃないか」とか自分を卑下して低く見積もっているとダメですよね。
実際に私自身もそのタイプに近かったのでそれで失敗したりしたこともありますが(笑)
例えば何かしら褒められたりしたときに、「そんなことありません。」と返すよりも「ありがとうございます!」と言えた方が素直でかわいい。
私は、会員さんに自虐を禁止しています。
自分のいいところを理解して認められないと相手のいいところもみつけられません。
自分の事を好きになって自信をもって婚活をしてくれたらいいなと思います。
結婚に対する価値観の変化について
——若者の結婚に対する価値観の変化は10~20年前と比べて変化はありますか?
鈴木さん:あると思います。
私が結婚した当時は携帯がない時代でした。
いまはスマホやSNSが普及して家にいても、簡単に誰かを誘えるので一人でいても寂しくないという時代の変化が大きいかなと思います。
昔は約束一つするにしても電話をしたり、会っている時に次の約束を決めないと置いていかれ一人で過ごすことになってしまいましたから。
なので、次この女の子と会うにはどうすればいいのか、昔の方が頭をつかっていましたね。
まずは家の電話番号を聞くんですが、両親が出たらどうしようとかそれを避けるにはどうしたらいいかとか頭を働かせなければなりません。
いまはスマホで簡単に「好き」「別れよう」も言えてしまいますよね。人間関係が薄くなってきているのは大きいと思います。
結婚したいと思うひとは昔と変わらずたくさんいるはずですが、多様化しすぎて選び放題な分結婚しなくても過ごせてしまいますもんね。
——確かに、選択肢が多すぎることによって選びにくくなっていますよね
鈴木さん:いつかそのうち自然な出会いで結婚ができるかと思っていたけれど、気づいた時には声がかからなくなってしまっていた、新しい出会いが無くなってしまったという方が多いですね。
女性の社会進出はもちろん、仕事にやりがいを持っていたけど、気が付いたらもうこんな年齢になっていたと感じてしまう人も多く、選べる時代だからこそ不自由かなと思います。
情報量や選択肢が少なかった昔の方が選びやすかったかなと。
今までで最も印象的だった会員の婚活エピソードを教えてください
鈴木さん:人それぞれドラマがあるので一人はなかなか選べないのですが、強いて言うなら最初に成婚をした会員様です。
30代の女性の話なんですが、私の誕生日に登録され、いろんな相談を積極的にしてくれたので長電話もよくしていました。
2月に登録して6月末退会です。
活動中の4か月の中で4~5人目の方と結婚だったのですが、住んでいる場所が近く初めは「普通かな」と感じていたお相手でした。
住んでいる駅が近かったこともあり、頻繁に会うようにアドバイスし、そのたびに感想を教えてくれてました。
何度か会ううちに彼女の気持ちの変化に気づき、当時は結婚相談所を始めたばかりだったので「こうやって気持ちって変わっていくんだな」と自分自身でも為にもなっていたんです。
自分も試行錯誤をしていたので。
そして無事成婚の退会をし、退会後1ヵ月くらいで電話が鳴って「これは…」を思ったら案の定「子供ができました!」の報告だったんです!
子供が生まれたのは4月ごろなので、登録から出産まで1年少しの期間で母になったんです。自分でも感激しました。
赤ちゃんを抱っこさせてもらって感動して涙がでちゃうほどでしたね。
そのとき、会員さんが赤ちゃんに「えっこさんがいなければ、あなたはいまこの世にいないんだよ」と声をかけたんです。
それが感慨深かったです。
お誕生日の度に連絡をもらったり写真を送ってもらえたり交流も続いているのでそれもうれしいですね。
1年ってあっという間だけれどその1年で彼女の人生が劇的に変わったので、それを一緒に追っていけるのがありがたいし幸せですね。
——もう家族のようですね!
鈴木さん:会員さんが幸せになることで私も幸せな気持ちをもらっています。
結婚したあとも幸せでいてほしいので、誰でも結婚すればいいいからくっつけちゃえとかは一切思いません。
この人に合ったベストなパートナーを一緒に考えていきたいなと思います。
入会を検討している方にどのようなカウンセリングを行うのか教えてください!
鈴木さん:まずは婚活の経験があるかを聞いています。
過去の恋愛から、うまく行かなかった話や、どんな人を好きになる傾向があるか聞いています。
あとは家族構成も聞いています。
——家族構成も重要なんですか?
鈴木さん:相当重要だと私は思っています。
父親(男性の場合は母親)が異性としての見本となり、親を見て育って来ているので「父親みたいな人がいい、母親みたいな人は嫌だ」といった自分の恋愛において親が基準になることが多いんですよ。
なので家族構成を聞いて、どんな父親(母親)か聞いています。
みんな、あんな人嫌だと言いながらお父さんお母さんみたいな人が好きだったりもするので。
あとは兄弟構成も。
もちろん絶対ではありませんが、基準として参考にはなります。
——異性の選び方のポイントはありますか?
「幸せな結婚生活を送りたい」というのは皆さん共通していると思いますがその幸せな結婚生活のため何を望んでいるのかを探ります。
その幸せな結婚生活を送るためには何が必要なのか、相手はどんな人がいいのか逆算して一緒に考えています。
背が高いとか年収が高いとか、希望を言い出したらキリが無い。しかしそれが本当にあなたの望む結婚に必要なのか。
あとは価値観が合わなくても方向性が同じな相手がいいと思います。
価値観の違いは当たり前なので、それは認めて譲り合いができればそれでいいのではと思います。
嫌なことが一緒なら嫌なことが起こりづらいですからね。
趣味や好きなものは、共通すれば一緒に楽しめるという側面もありますが、それぞれで楽しめるので価値観が一緒である必要はないと思います。
自分も自分らしく生きられますからね。
——相談所の結婚について抵抗感を感じる方もいらっしゃいますか?
鈴木さん:います。イメージが良くないのかな。
そもそも「相談所」という名前もよくないなと思っていて。
アプリなどのサクラや営業などの良くないイメージと結婚相談所を一色淡にされてしまうことがあるので、安全で安心な出会いがあることをきちんとわかって頂きたいです。
他の結婚相談所と比較して婚活サポートEcco(エッコ)の強みを教えてください。
鈴木さん:立川なので会員様は23区外の多摩地区の方が多いです。
多摩地区の方は車移動も多いですし、都心まで出るのが面倒という方も多いので、会員様の近くまで出張で行っています。
気軽に相談できるところでありたいので出張型で出向くことがほとんどなんです。
また、少人数制なので会員様本人では気づきにくいようないいところを一緒に探して本人に自信を持ってもらえるようにサポートしています。
他の相談所の話だと、忙しくて連絡しても2~3日連絡がない・関わりが薄いということもよくあるようですが、身近な存在でいたいです。
たとえば、友達に相談したい時って2~3日も返事待たないじゃないですか。
営業時間も設けているけどなるべく早く返信してあげたいし、営業時間外でも会員さんと話すこともあります。
——相談したいときに相談できるのは心強いですね
鈴木さん:夜ってどうしても気分が落ちたりすることもあるので、今相談したい!というときもあると思うので、営業時間外でも相談に乗っています。
もちろん人間なので、寝ちゃったりもしますが…そんな時は朝イチで返します。
ちょっと聞いてよ!というときに気軽に話を聞けるような存在でいたいです。
婚活事業を立ち上げようと思ったキッカケを教えてください
——Ecco(エッコ)を立ち上げたきっかけを教えてください。
鈴木さん:もともと何かしらの事業を立ち上げたいと思っていたんです。
例えば、犬を飼っているのでトリミングのお店を作ろうかとか、食べるのが好きなので何か食べ物屋さんやろうかなとか。
自分が好きなことでみんなにも喜んでもらえるような仕事をいろいろ考えていたんですが、たまたまネットを見ていた時に結婚相談所を知ったんです。
もともと友人の恋愛話を聞いたり相談を受けることが多く、一緒になって問題解決していくことがよくあってそれが好きだったんです。
私は自分の好きなことを仕事にしたかったので、これは向いているのではと思って即決めしました。
やってみたらやりがいも大きく、これは一生やっていこう!と思ったんです。
——確かに、ここまで鈴木さんのお話聞いていて相談したら心強いなと思いました!
鈴木さん:本当ですか?
一意見として会員さんの気になる点は言い伝えますが、押し付けることはしていなくて、ご自身で考えてご自身で決めてほしいという思いがあるので話を聞き出しながらアドバイスをしています。
今の結婚相談所という業界の改善点などはありますか?
鈴木さん:イメージがまだまだ悪いなと思います。
「相談所」という名前が古いと思うし、アプリなどで起こった詐欺被害のニュースなどもあると一色淡にされてしまうのもよくないなと思います。
敷居が高いとか、モテない人の集まりのようなイメージを持っている方も少なからずいるので、そんなイメージを払拭したいなとも思います。
実際に登録されると、街中にいる普通の方や素敵な方が多く登録していることに驚く方がほとんどです。
そのためには、先ほど話した婚活エピソードのように結婚相談所で結婚して幸せに暮らしている人が多くいるのを伝えたいです。
けれど、みんな結婚相談所で結婚したことを言いたくないという人が多いので、気軽に言えるような、結婚相談所の結婚が当たり前になればいいなと。
そうやって結婚相談所での幸せなカップルについて発信していくことでイメージもよくなるのではと思います。
婚活のカタチが多様化する中で、結婚相談所が果たしていく役割を教えてください
——アプリや街コンなど婚活の形は多様化していますが、そんな中での結婚相談所の役割について教えてください。
鈴木さん:マッチングアプリや街コンで繋がって結婚される方もいるので全然いいと思います。
アプリでマッチングはできるし彼氏彼女はつくれる、でも成婚まではなかなか難しく、時間も無駄なお金もかかります。
真剣に結婚したいと思うなら、出会いの場もありサポートもありの結婚相談所が一番合理的ですね。
恋愛だと「多分」「きっとそうだ」といった思い込みやお互いの誤解から別れたり距離を置いたりすることも多いと思います。
実際相手は全然違う意味だったということも多いのに、勘違いや思い込みから上手くいかないで別れてしまうカップルもいますよね。
相談所ならカウンセラー同士で様子を聞いたりして連携をとることもできるし、不安に感じている点などすれ違いもサポーターを通して防げることもあります。
一人の婚活だと悩んだり迷ったり勘違い、思い込みが起こりうるのでもっと早く相談に来てほしいなと思います。
結婚相談の専門家として若者に一言お願いします!
鈴木さん:結婚するのもしないのも自由だと思います。
ただ、結婚したいという想いがありながら諦めていたりする人には「そうじゃないよ」と伝えたいです。
今できることを挑戦してもらいたいと思います。
人生は短いので10~20年後に自分はどうしていたいのか、どんな人生を送りたいのか考えてみてほしいです。
そのために逆算していまは何をするべきか今できることをやってほしいなと思います。
最後に
婚活でいいこともあれば途中で嫌な思いもたくさんあるかもしれない、心を使うことなのでできれば短期間で終えられたらいい、けれど人対人のことなので難しい場合もありますよね。
なかなかうまく進まなくてもそれを話すことで心が軽くなれば、力になれればという想いから少人数制のEcco。
一人ひとりの考え方を深く把握してくれるのはもちろん、鈴木さんの明るくて頼りがいがある人柄も心強いです。
結婚相談所での婚活になかなか踏みだし辛いというかたこそ、まずはEccoの無料相談を受けてみてはいかがでしょうか。
鈴木さん、ありがとうございました!