高級なホテルや飲食店が立ち並ぶセレブな街、東京赤坂。
そんな赤坂に、結婚にコミットし続ける結婚相談所があります。
それが今回取材にご協力いただいたクラブ・マリッジ様です。
クラブ・マリッジ様は会員と共に併走すること、そして結婚に導くことを至上命題とした結婚相談所であります。
どのようにして結婚にコミットするのか、代表である笹岡さんのインタビューを通して明らかにしていきたいと思います。
是非ご覧ください!
入会のきっかけや動機
——貴社の会員様はどのようなきっかけや動機で入会される方が多いですか?
笹岡さん:会員様によって様々ですが、女性で言うなら適齢期を迎えて出産を意識し始めたり、そんなきっかけで入会されます。
男性に関しても年齢的な要因で入会される方が多いです。
20代の方だと、周りの友人などの結婚を見て結婚を意識したりとか、親を安心させるためとか、そういう理由が多いです。
——ちなみに入会者が増える繁忙期のようなものはありますか?
笹岡さん:弊社の場合ですと1月と8月は相談に来られる方が増えます。
長期休みでご実家に帰られて、親御さんから結婚について言われて強く意識し始める人が多いんだと思います。
特に東京の方は地方出身の方が多いですからご実家のご両親の影響は強いです。
結婚相談所の選び方
——数ある結婚相談所の中からどのように1社を選べばいいのでしょうか?
笹岡さん:結婚相談所にもタイプがあるんですが、当社の場合だとジムで例えるなら「ライザップ」のように結果を追求するところです。
マンツーマンでサポートして月に1回は必ず面談をしています。
アドバイスをもらいたいとか目標を持ってやりたいとか効率的にやりたいという人は、担当者がしっかりついていてアドバイスをしてもらえるような結婚相談所の方が結果がついてきやすいです。
逆にあまり介入してほしくないとか、婚活アプリとかでも上手く出来ていた、という人はデータマッチング型の結婚相談所でもいいと思います。
ところで鈴木さん(LOVEテラス担当者)はご結婚はされていますか?
——まだしていないです
笹岡さん:今までお付き合いした女性の中で結婚について真剣なお話をしたことがある女性って何人くらいいらっしゃいますか?
何歳くらいで結婚をするとか、将来の住まいはどうするとか。
——1回だけありますね
笹岡さん:そこから、「いつ親に紹介する」とか「いつ入籍する」といった具体的な話とかはされましたか?
——そこまでの話はしたことないですね
笹岡さん:大抵皆さんそうなんです。
仕事に例えると、社会人の一年目ってスケジュール管理が徹底されると思うんですが、一件成約を取るために何件アプローチをして・・・といったように計画みたいなのをイメージしておくと段取りが見えてくると思うんです。
しかし恋愛とか結婚に関する段取りを教えてくれるところってないんです。
なので、そういうイメージを持っていない人は特に当社みたいな結婚相談所を選んで欲しいです。
——料金や成婚率といった数字を基準にした選び方はどうでしょう?
笹岡さん:無理に誇張表現をしている結婚相談所はあまりオススメ出来ません。
会員様はお金を出して結婚相談所に期待をしてくれていて、もちろんアドバイスやサポートはするんですが、成婚というのはお相手があってのことなので、結婚相談所の力ではどうにも出来ないときっていうのはあるかもしれません。
誇張表現をしたりするのではなく、そういう現実をしっかり教えてくれて客観的なアドバイスをくれる結婚相談所が良いと思います。
婚活が上手くいく人・いかない人
——婚活が上手くいく人といかない人の特徴をそれぞれ教えてください
笹岡さん:素直にアドバイスを受け入れられるような人や相手の目線になって考えられる人はうまく行きやすいと思います。
あと、最終的に人柄とかで判断する人が多いので、相手と積極的にコミュニケーションが取れる人は上手くいきます。
男性も女性も受け身になると上手く行かないです。
白馬の王子様が現れるのを待っているようなスタンスではだめですということはお伝えしています。
皆さん「そんなこと言われなくても分かっている」と思われるかもしれませんが、いざ始めると期待してしまうんです。
例えばお見合いをして交際に繋がったけど、最初のデートをなかなか男性側から誘ってくれないとか。
例えばデートのときは一般的には相手が好きな食べ物を3つくらい最初に聞いて食事の提案を男性からするべき・・・みたいな風潮ってありますよね。
そういうことに慣れていなくて出来ない人って沢山いるんですけど、「きっと出来るだろう」という期待を持ってしまっている人が男女問わず多いんです。
ですから、そういった一側面を見てNGを出すのではなく、「みんなが当たり前に出来るわけではない」といったように受け入れられる人や、もっと良い部分を見つけたりとか、相手のことを思いやれる人は上手くいくと思います。
——貴社の会員様の中で婚活が長引いてしまっているような人はいますか?
笹岡さん:1年~2年婚活をしていて、それに慣れてしまっている方はいらっしゃいます。
婚活において”慣れ”は大敵です。
やるなら半年以内を推奨しています。
婚活はダイエットと同じです。
ダイエットをする人って別にダイエットが楽しくてやりたくてやっているわけではないと思うんです。
楽しいと思えるのは恐らく痩せたあとに好きな人に会ったときです。
ですから、「楽しい」と思えるまでは苦しいことや地道なことでもコツコツ続けていくしかないわけですが、次第にお見合いとか交際に慣れていってしまうんです。
習慣化されてしまうと決断力が鈍くなってしまうんです。
慣れは大敵ですから、それを防ぐことやモチベーションを維持するため、また、お見合いや交際の状況確認等をするために当社は必ず月1回は面談をするようにしているんです。
結婚に対する価値観の変化
——若者の結婚に対する価値観は昔と比べてどのように変化してきたと思いますか?
笹岡さん:早くに結婚を意識するようにはなってきていると思います。
これだけ「少子化」とか「婚活」が叫ばれている世の中ですから、活動自体は身近なものになってきているとは思います。
恋活とか婚活のアプリもこれだけ普及していますから。
また、こういった身近な活動からスタートして「次は結婚相談所」という選択をする女性も増えています。
結婚観という大きな話ではないんですが、活動をする人自体は増えています。
印象的だった婚活エピソード
——今までで最も印象的だった会員様の婚活エピソードを一つ教えてください
笹岡さん:結婚相談所をスタートさせた初期の会員様が印象に残っています。
30歳半ばくらいの方でとてもおとなしそうな女性だったんですが、初めはその女性のお父様が相談にいらっしゃいました。
「自分も再婚を考えているんですが、娘もしていないのに自分だけするわけにはいかないので、まずは娘をお願いします」
ということでスタートしました。
その女性の方は受け身な方だったので、はじめの3カ月で3名としかお見合いができなかったんです。
今でこそ入会時からしっかり写真を撮ってもらうようにしているんですが、当時は会員様が持ってきた写真を利用したりもしていました。
これではいけないということで、アドバイスをして写真を変えてみたりとか外見を変えてみたりしてみたんです。
そうして外見を変えてみたら、内面にも自信が出てきたんです。
彼女は元々人柄が良いので、お見合いはなかなか成立しなかったんですが、お見合いをした場合には相手からの交際の申し出が8割~9割近くありました。
半年くらい活動した段階で1人真剣交際に進んで相手は積極的にアプローチをしてくれていたんですが、そのころから徐々に自分の意見を言えるようになったので、その方はお断りをして、残りの半年くらいで20人くらいとお見合いをして見事に成婚されました。
初めはお父様に払ってもらっていた会費も途中からは自分で払うようになったりしました。
その女性会員とは毎月会っていたので人としての変化を非常に強く感じました。
その他にも1人目のお見合いで成婚した人もいますし、逆に100人くらいお見合いをした人もいます。
そういう意味ではどの会員様も皆さん印象に残っています。
クラブ・マリッジの強み
——他の結婚相談所と比較した場合の貴社の強みを教えてください
笹岡さん:会員数、サポート力、データに基づくアドバイスが弊社の強みです。
弊社は日本最大の結婚相談所連盟であるIBJに加盟しておりますから約6万5000人の会員様のご紹介が可能です。
婚活においては多くの人とお見合いすることが重要ですが、お見合いしたいと思える会員がどれだけいるかは会員数に大きく左右されます。
なので会員様の多さは一つ強みになるかなと思います。
あとは、会員様と弊社で伴走する徹底したサポート力も強みです。
結婚相談所によっては入会させるだけさせて、あまりサポートに力を入れていないところもあったりします。
しかし弊社では、会員様全員に専属のプロデューサーがついて徹底的にサポートをします。
写真撮影には必ず同行しますし、お洋服を一緒に買うこともあります。
また、自己PR分・担当PR分を作成する際もしっかりとインタビューを行い、プロのライターと作成するなど、そういうところまで全てお手伝いさせていただいております。
月1回は必ず面談をするというのは当社ならではです。
それから弊社はIT関連の親会社の役員の1人が結婚相談所を通して結婚をしたことがきっかけでスタートした背景があります。
そのため、親会社のデータ分析手法などを継承している点も強みです。
どの写真がどれだけページビューがあるとか、どのプロフィールでどれだけお見合いが成立したか、といったデータを細かくとっているので、担当者の主観だけではなくデータに基づくアドバイスも出来ます。
業界の改善点
——今の結婚相談所という業界に改善点はありますか?
笹岡さん:改善点というよりは、もっと結婚相談所の認知を広げていきたいです。
皆さんガラケーからスマホに移行したとき、iPhoneだけでなくアンドロイドのスマホもある中で、すべてのスマホを「iPhone」って呼んでたじゃないですか。
それと同じように「婚活=結婚相談所」というくらいに一般的になって欲しいです。
じゃあ結婚相談所の認知をそれくらいまで広げるにはどうすればいいのかって考えると、例えば教育課程で婚活を導入していってもいいと思います。
なぜか「お金」とか「恋愛」って人生において非常に重要なテーマだと思うんですが学校で教えてくれるところは少ないですよね。
九州大学には「婚学」という科目があったりして、「結婚」について学べる学校もあるようです。
そういう風に学ぶ場がもっとたくさんあると、業界も社会も変わっていくんじゃないかなと思います。
結婚相談所の役割
——婚活アプリや街コンなど婚活サービスが多様化する中で結婚相談所が果たす役割を教えてください
笹岡さん:結婚相談所の役割は「結婚を目的としている」という点につきます。
サービスを選べるというのはとてもいいことだと思うので、いくらあってもいいと思います。
その前提で、結婚相談所は「結婚相手を見つける」場所です。
街コンとかもジャンルとしては同じ婚活サービスなのかもしれませんが、根本的な役割は異なります。
最後に一言
——まだ結婚をしていない若者に一言お願いします
笹岡さん:価値観を押し付けるのは嫌なので、絶対に結婚した方がいいとかそういうおこがましいことを言うつもりは全くありません。
ただ、結婚は年を重ねて後々したいと思ったとき、基本的には不利になります。
いざ動き始めて「この人いいな」と思っても、年齢が理由でその人から選んでもらえない可能性もあります。
早く動き始めたほうが選択肢が多いんです。
男女どちらもです。
なので、もしいつか結婚したいと思える自分がいそうなのであれば早く動いた方がいいです。
結婚に関するコミュニケーションって、結婚を意識していない人は基本は取ることないと思うんです。
ただ、そういう具体的な行動をしてみたから考えてみてもいいんじゃないかと思います。
例えば「お金には興味ない」と思っていても、本当にお金持ちになってみないと実態は分からないじゃないですか。
人生を豊かにするっていう意味では色々と経験してみた方がいいと思います。
現実として「いつかは結婚をしたい」と考えている人の方が多数派なんですから、行動して確かめてみて欲しいです。
そのうえで結婚を「するか」「しないか」を決めましょう。
まとめ
以上がクラブ・マリッジの代表である笹岡さんのインタビューでした。
インタビューの最後で笹岡さんからもお話があった通り、行動の早さ=選択肢の多さなんですよね。
皆さんの今後の人生の中で、今日が一番若い日であり、今日が一番選択肢が多い日であります。
少しでも結婚に関心がある人は、結婚にコミットする結婚相談所、クラブ・マリッジの無料相談を受けてみましょう!