今や少子高齢化問題は深刻な問題であり、対策の一環として一般企業や個人が結婚相談所事業に参入することも増えています。
そんな中で、NPO法人として結婚相談所を運営するブライダルサポーターさんにインタビューを受けて頂きました。
本記事で紹介します。
結婚相談NPOブライダルサポーターとは?
結婚相談NPOブライダルサポーターは、東京・神奈川に事業所を持つNPO法人の結婚相談所です。
大きな特徴としては上記に記載した通り、まずNPO法人であることと、入会資格を柔軟に対応している部分ですね。
公式サイトでは「20歳以上で真剣にご結婚をお考えの方」であれば入会が可能と紹介されています。
なので、障碍者の方に向けたパラプランや、中高年の方に限定した昔ながらの結婚相談所プロジェクトなど、利用者の方の受け口が広く用意されています。
料金プラン
一般 | データマッチング | |
---|---|---|
入会金 | 17,000円 | |
システム登録料 | 3,000円 | |
月会費 | 5,250円 | 6,300円 |
お見合い費 | 2,000円 | 無料 |
成婚料 | 30,000円 | |
特徴 | 要インターネット回線 | 郵送対応可 |
初期費用総額 | 35,750円 | 38,900円 |
NPO(非営利団体)なだけあって、料金プランも結婚相談所にしてはかなりリーズナブルです。
また、前章でも書いた通りブライダルサポーターにはパラプランを始めとするサービスが多くあります。
本記事で全て紹介したいところですが、それぞれの特徴など詳細は是非公式サイトをご覧ください。
インタビュー開始
今回のインタビューは、ブライダルサポーターの理事長でありアドバイザーの影山頼央(かげやまよりひさ)さんに受けて頂きました。
影山さんは少子高齢化問題に対してとても真摯に向き合っており、ゲーム会社経営者の立場を捨てて相談所事業を開業しました。
選挙にも立候補するほどであり、お会いした際にも少子高齢化問題に対しての意識の高さ・熱量を感じ取ることが出来ました。
では、インタビューを開始します。
結婚相談所を利用するきっかけ・動機

影山さん:うちの場合は完全にばらけているのですが、基本は日常生活に出会いが無い方。機会の作り方が分からない方。そのような余裕も無い方が多いですね。次に、他の相談所に入会を断られたという方。最近、増えてきたのはアプリで活動をしてみたけど、結婚できる気がしないという方でしょうか?
結婚相談所の選び方とは?

影山さん:個人的にですが、婚活は結婚相談所選びで半分決まっていると思っています。ですが一方で、入会前に相談所の善し悪しを判断するにあたって、利用者には十分な情報を与えられていないとも思うので下調べは大変だと思います。なので一番良いのは利用者からの紹介でしょう。うちも一番多いのは成婚退会者からの紹介かもしれません。
——ネット上の口コミなどでなく生の声ですね。
影山さん:ネットの口コミは‥どうなんでしょうね?私はあまり参考にならないかな?と思っています。実際、開業後すぐに「成婚数・口コミ数ナンバーワン!」とか言ってしまう相談所も見てきましたし、うちの事利用してないよね?という方の書き込みもありますから。
影山さん:ご自身で見極めるポイントとしては「問合わせ時のレスポンスの早さ」と、「相談所がITに精通していそうか?」なのではないでしょうか?ITへの精通度は昨今の仲人には必須スキルで、同じ連盟のシステムを使っていたとしても使いこなせる度合いが違います。うちは私が全て作っていますが、ホームページはほぼ100%外注なので、ホームページの出来では無い部分で判断しなくてはいけません。
影山さん:あとは小さなポイントとしては、個人経営か法人か?副業か本業か?の差があると思います。個人経営だと異性の気持ちが分からない事、あと、結婚相談所は副業に向いているとも思われがちなんですが、副業でちゃんと管理できるのなんてせいぜい20人が関の山だと思います。内部の人しか実感できないと思いますが、会員数が50人を超えてくると得られるトレンドというか情報が段違いになってくるので、50人いる相談所といない相談所ではやはり情報に差が有ると思いますね。副業相談所の中には「不定休」という都合の良い言葉で表示をして、実際には週末しか営業していないという話しも聞きます。
婚活が上手く人の特徴とは?

影山さん:一番大切なのは社会的な常識人である事だと思います。常識が重宝される世の中ってどうなのだろう?とも思いますが、常識的な人は家族にも安心して紹介できる。日本人はなんだかんだ言って仏教に馴染んでいるから普通が好きなんですよ。
——まずは常識的な人ですね。
影山さん:あとはやっぱりポジティブな方だと思います。どんなに条件の良い方でも、ネガティブな方との結婚生活って皆さん継続が難しいと考えます。婚活なんて早く卒業して、二度としたくない活動なので、継続の疑義を感じさせてしまうと皆さん及び腰になります。
——前向きな人は魅力的ですよね。
影山さん:婚活を始めた時点では皆さん不安で仕方が無い訳で、100%ポジティブな方なんていません。実際には成婚したらポジティブになれるのかもしれませんが、ネガティブさを出してしまう方はそこまで辿り着けないという難しい構造があります。ですので、我々仲人は自己評価をある程度保たせるというのも大切な役目になります。
婚活が上手くいかない人とは?

影山さん:先ほど、自己評価をある程度保つ必要があると申し上げましたが、婚活が上手くいかない人は「自己評価が高過ぎる人」と、「実態とかけ離れた婚活テクをネットで仕入れてくる人」でしょうか‥
——間違った婚活テクを仕入れるとは・・・?
影山さん:ツイッターの婚活専門家とかって、フォロワー増やす為に適当な事を言うじゃないですか?私は「実際に業界人だったら言わない事ばかり言ってるな~」と思ってるんですが、やはりそういう投稿が世間受けしてしまうし、情報の取捨選択が苦手な方の中には真に受けちゃう人もいるんですよね。
影山さん:「ツイッターで婚活専門家がこう言っていたから試したい」と言われてしまうと「まず上手くいかないけど、気になるならば試してみれば?」と返すしかないのですが、そのパターンは見事に成婚できませんね。我々の知見より非業界人と思われる方の意見を優先しちゃっている訳ですから、出だしからそのスタンスだとうちもやり辛いし、ある意味「成婚できなかった時の言い訳」を与えられてしまっているとも思います。
結婚に対する価値観の変化について

影山さん:ごめんなさい。うちはまだ6年選手なのでその質問に相応しいか分かりませんが、様々な世代の方にはご活動いただいているので当てはめると、「最悪、結婚出来なくても良い」と思っている人は増えている気がします。他は日本の将来に希望を失っている人が増えたので、「子供はいらない」という方も増えてきたと思います。我々は少子高齢化問題の為に立ち上げた相談所なので内心は残念ですが、そこはご本人の意思を優先しています。
印象的だった会員様の婚活エピソード

影山さん:一番印象的だったのはやはり遠距離婚でしょうね。男性が新幹線の回数券をプレゼントされたんですが、結構高いので、背水の陣というか‥男を感じました。でも、皆さん一人一人とてもドラマチックですよ。
カウンセリングについて

影山さん:うちは検討段階ではカウンセリングというよりは活動方法とルールの徹底解説を心掛けています。あとはその時点で「うまくいっていない事」や「悩み」のヒアリング位です。わりとルールの説明をおざなりにする相談所があるのですが、ルールが分かっていない会員が多い相談所は嫌われるので、そこは手を抜きません。自信を失っている部分などを事前に把握しておかないと、いざご入会される時に良いプロフィールが作れませんので。その面でもヒアリングは重視しています。
他の結婚相談所と比較した強み

影山さん:強みの一つは何といってもスピード感でしょうね。会員さんの貴重な時間を無駄にしない事を第一にしているので、そこは圧倒的だと思いますし、他の相談所さんもうちの評価はそうなのではないでしょうか?「ブライダルサポーターとならばお見合いや交際が楽」と思っていただけている筈です。例えば、火曜・水曜休みの事業者さんが多いと思いますが、そこに休みが無い事で、どれだけ会員様には見えない「時間的ロス」が無くなるか?分かる方には分かっていただけると思います。
——円滑に進むのは良いですね。。
影山さん:二つ目は「入会を条件等でお断りしない」スタンスで培われた難しい条件の方のサポート力でしょう。例えば、我々の会員様の40%くらいの方は障害をお抱えの方です。更に障害をお抱えの方の平均的な条件は年収300万円弱です。中には「年齢の10倍の収入が無いと入会させない相談所」などがありますが、それって仲人にとっては楽な方ばかりを選んでいる訳で、仲人も成長しないんですよね。言葉が過ぎるかもしれませんが、そういった素人仲人集団と、数々の難題に向き合って来た我々では経験の深さと対処力が違うと断言できます。
——様々な方の経験があるのは心強いですね。
影山さん:三つ目はIT力ではないでしょうか?ベテラン仲人の方って物凄く実力が分かれる印象があるのですが、実力が伴っていない方は時代についてこれていないのですよね。「セキュリティって何?」という方もたまにお見掛けしますが、そういった方は、ただ潰れずにダラダラ運営しているだけです。
——確かに、システムが便利になっている分IT力は必須ですね。
影山さん:私は元々ゲーム会社の代表として10年以上経営をしていたので、ブライダルサポーターでもNPOとは思えないほどにITに対して投資をしています。会員様限定で活動方法のヒントをご提供するページでは動画マニュアルなども多数、導入していますし、やはり仲人同士のナレッジ共有が何よりも大切です。IBJのシステムはかなり高い頻度でアップデートしていくので、ナレッジ共有ができていなければ、システムの力を最大限引き出すのはかなり大変だと思います。
影山さん:最後は創業以来、自治体と一緒に活動をしているので、ある程度の信頼感はお持ちいただけているのではないかと思います。特に東京都、神奈川県、新宿区、武蔵野市、真鶴町には力を入れています。
結婚相談所事業立ち上げのきっかけ

影山さん:恐らく、この質問って皆さん同じ回答をされるのではないでしょうか?私も「少子高齢化問題解消の為」ですが、突き詰めて言うと少子高齢化問題を放置していたら子供に怒られてしまうと思ったからです。子供への言い訳用ですね。ただ、同じ「少子高齢化問題解消」という思いでも、私はその思いの強さと行動力だけは自信があって、最初は無所属で政治家になって解消しようと思ったんですが、見事落選してしまったという経緯があります。大抵の立候補者は落選したら政治への参加を諦めますが、私はそこで放置せず、次の手を考えました。その最終形が、結婚相談事業の立ち上げだったという事になります。今は逆に毎月議員会館に行ってロビー活動をする側で、政治家の皆さんと組んで少子高齢化問題解消に取り組んでいるので、不思議な気分です。
業界の改善点

影山さん:業界の改善点‥やはり玉石混合過ぎるという部分でしょうね。正直、この相談所に入ったら成婚できないよね?というところも沢山あります。うちが加盟しているIBJは相談所の教育にも熱心ですし、活動するならばIBJしかないと私は確信していますが、それでもクオリティの統一は難しいと思います。連盟本部は結構、大変だと思いますよ。
結婚相談所の役割

影山さん:人によって向き不向きが物凄く出るので、活動方法の多様化は必要でしょうね。どの婚活も運が絡みますが、マッチングアプリと街コンは「運ゲー」過ぎるのではないでしょうか?確率は分かりませんが、既婚者だらけだと聞きますし、独身だったとしても、結婚後も使い続ける方の話しもありますよね。そのような中で活動をする方は「私は大丈夫」という根拠の無い自信を持ちがちな方で、失礼ながら情報弱者というか‥結婚後にトラブルを抱える可能性も高い気がします。
——確かにアプリには一定ラインの危険性がありますからね・・・
影山さん:例えば親友が「ぶっちゃけ、どの婚活の方法が一番良いと思う?」と訪ねてきたら、結婚相談所しかお勧めできないですし、我々結婚相談所事業者はそういった信頼部分が揺るがないよう、日頃からお互いをある意味監視しあっていかないといけないと思っています。
最後に一言


「したくなければしなくても良いのでは?」はあまりにも無責任で、「もう急いだ方が良いよ?」と気づきを与える事も我々の使命だと思っています。

まとめ
以上でブライダルサポーターのインタビューについての紹介を終わります。
結婚相談所の中には入会条件を定めて、会員を限定しているところもあります。
そういった相談所と比較すると、入会条件を定めていないため門が広く、料金プランもリーズナブルなブライダルサポーターはおすすめの結婚相談所です。
システムを最大限活用し、確実な婚活を行いたい方は、是非一度サイトをチェックしてみましょう。