結婚する6つのメリットと5つのデメリットについて解説します

ひと昔前までの日本には

「20代を過ぎた男女は結婚をして当然」

という風潮の時代がありました。

しかし女性の社会進出が進んだこと、また、男性の収入が増えないことや終身雇用制度の崩壊による将来の不透明感など、様々な社会情勢の変化によって

「結婚はしたい人がするもの」

という価値観へと変化をしました。

女性には出産=タイムリミットという意識があるので結婚をしたいと考える人は多いようです。

しかしそのような時間の制約のない男性は、結婚をすることで得られるメリットがないとなかなか結婚に踏み切れないようです。

そんなわけで、最近じゃ「結婚するメリット」について考える人が多いんだと思います。

本気度ではそんな結婚することで得られるメリット・デメリットについて考えていきたいと思います。

デメリット

まずは結婚をすることのデメリットについて解説させていただきます。

法的に拘束される

入籍をすると、男女は法的に夫婦として認定されることになります。

ですから、入籍をしたあとに別の異性と不倫をすれば民法上は違法と認められ、離婚事由に該当します。

そして訴えを起こされたら慰謝料を支払う必要が出てきます。

つまり、実質的には入籍をした相手以外の異性と関係を持つことは出来なくなるということです。

とは言っても、法的には「一人の異性を愛する」ことを宣言させられることになりますが、法律はあくまで人間が作ったもの。

動物的には結婚をすることで生殖能力がなくなるわけではありませんから、魔が差してしまう人も少なくありません。

特に若い頃から比較的にモテて、恋愛経験が豊富にある男性ほどデメリットとして考える人が多いかもしれません。

時間を拘束される

独身の頃は仕事が終わったら同僚と飲みに行ったり、休みの日には一日中ゲームをしたりYouTubeを見たりして自分勝手に過ごすことが出来ました。

しかし結婚をしたら夫婦の共同生活が始まるわけですから、自分の時間は自分だけのものではなくなります。

もし奥さんが専業主婦だったら、家でご飯を作って待っているかもしれませんから、仕事が終わったら勝手に外食して終電で帰るなんてことは出来ません。

もし子供が生まれたら、休みの日には子供が喜びそうな場所に出かけたりすることになりますから、家で一日中ゴロゴロしているわけにはいきません。

子供が生まれたら金銭的な負担が増える

結婚のメリットとして「共働きなら金銭的に余裕が出る」と述べました。

しかしそれはあくまで子供を作らない前提での話であり、子供が生まれたら状況は一変します。

子供の食費や洋服代が新たにかかるようになりますし、成長して塾や習い事に通うことになったらそれらの月謝がかかります。

そして何より、出産のタイミングで奥さんは職場から離れることになりますから、奥さんが相当福利厚生がしっかりしている会社に勤めていないと、高確率で世帯収入は必ず減ることになります。

選択の自由が減る

独身の頃は自分の好きな食べ物だけ食べていればよかったでしょうが、結婚をしたら結婚相手の好みを考慮しなければいけません。

独身の頃は自分がカッコイイと思う2ドアのスポーツカーを買うことが出来たかもしれませんが、子供が生まれたら家族のことを第一に考えてミニバンを買うことになります。

このように、結婚をするということは他者の異なる価値観も受け入れなければなるということです。

リスクを抱えづらくなる

独身の頃だったら脱サラして起業なんていうチャレンジングな選択が出来たかもしれませんが、家庭を持ったら必ず二の足を踏むことになります。

不動産や株といった投資に関しても資産を減らすリスクはあるので

「投資をして資産を減らすくらいなら生活費に回した方が無難か」

と考えることになるでしょう。

結婚をするということはすなわち、自分以外の人間の人生に対しても責任を持つことになるということなので、どうしても家族で共倒れをするようなリスクを抱えづらくなります。

メリット

続いては結婚することのメリットについて解説させていただきます。

孤独を感じることが少なくなる

結婚をすることのメリットとしてよく挙げられるのがコレでしょう。

まずは以下の画像をご覧ください。


引用:原作 末田雄一郎、作画 本庄敬、「蒼太の包丁 銀座・板前修業日記」31巻 第4話「男の不利」

よくネットで見かける漫画ですが、これを見るたびに、もはや結婚するメリットというより独身でいるデメリットを強烈に感じさせられますね。

独身の人は、仕事が終わって家に帰ったときも、誰も自分を家で迎えてくれる人はいません。

しかし結婚をしていれば奥さんや子供が皆さんの帰宅を迎え入れてくれます。

これ、20代~30代前半だとあまりメリットとして理解できないかもしれません。

「寂しかったら友達と飲みに行くから全然問題なし!」と思うかもしれません。

しかし40代以降になると周りの友人はほとんどが結婚していて子育てをしていたりするので、若いときほど柔軟に会えなくなります。

そして何より、自分の両親が亡くなったとき、身内が減るととてつもない孤独感を感じるようになります。

そういう悲しみを少しでも和らげてくれるのが自分のパートナーや子供だったりするわけです。

共働きなら金銭的に余裕が出る

結婚をためらう現代人の男性が「結婚をしたら出費が増える」と考えています。

しかし最近は女性の社会進出も進み、男性よりも稼いでいる女性は沢山います。

ですから、もし皆さんより稼ぎのある女性と結婚が出来ればむしろ生活は独身のころより豊かになる可能性は十分あります。

なぜか結婚をためらう男性の多くが「男性が女性を養わなければいけないんでしょ?」と思っている人が多いようですが、いやいやアナタより稼いでいる女性なんて沢山いますよ、と常々思っています。

キチンと働いている人同士で結婚が出来るなら、独身でいるよりはるかに豊かな生活が送れるようになります。

子孫を残すことが出来る

ヒトに限らず、すべての動物は、種を繁栄すべくこの世に生を授かります。

なぜ人は生まれてきたのかと言えば、恐らくそれは子孫を残すためです。

個人的には「子孫を残すことが出来る」というのは結婚をする上で最大のメリットだと思っています。

三浦綾子著『続氷点』で引用されているジェラール・シャンドリ氏の言葉として「一生を終えてのちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである」というものがあります。

一生懸命にお金を稼いで立派な家や車を買っても、あの世にもっていくことはできません。

しかし結婚をして、子供を産んで、孫が出来て、そういう人たちに与えたモノは自分が死んだあともなお、人々の記憶としてこの世に残り続けます。

ですから、もし自分が生きた証をこの世に残したいのなら、やはり結婚をして子供を作るべきでしょう。

社会的な信用度が増す

今の20代~40代の人と接するときにはあまり効力はありませんが、50代以上からは結婚しているか否かで信用度が大きく変わってきます。

ひと昔前には独身の営業マンであっても結婚指輪をはめてから営業先にいく、なんていう慣習があったくらい「結婚」というのは人の社会的信用度を図る指針となっていました。

今の若い世代の人たちからは結婚しているか否かで信用度が図られることはありませんか、もし取引先などで50代以上の人と接することがあるなば結婚をしているという事実は大きな力となります。

将来介護をしてもらえる


引用:経済産業省 経済産業政策局 産業構造課「将来の介護需給に対する高齢者ケアシステムに関する研究会 報告書

もし将来自分が介護を必要とする状態になってしまったとして、もし独身であれば必然的に介護施設に入ることになります。

もっというと、将来は高齢者の人口に対する介護の担い手の数が圧倒的に足りなくなるという将来予測もあります。

ですから、下手するとお金を払って介護を受けるという選択肢すらなくなる可能性もあります。

しかし、もしパートナーがいれば、あるいは子供がいれば介護をしてもらうことができ、自宅で過ごすことが出来るので、野垂れ死にするリスクを減らすことが出来ます。

リスクヘッジになる

結婚のメリットとして「共働きをすれば収入が増える」ということをお伝えしました。

2人で職を持っているメリットは世帯収入が増えることだけではありません。

リスクの分散にもつながります。

戦後長らく続いてきた終身雇用制度は崩壊し、一方ではAIなどのテクノロジーも日々発達しています。

そんな先行き不透明な昨今、もし仮にクビを宣告されたり、会社が倒産してしまい職を失ってしまったとしても、パートナーが働いていれば収入がゼロになるリスクが減ります。

これからの時代を考えると、このメリットがとてもデカいです。

結論

以上のように、結婚にはメリットもデメリットもあります。

ですから、基本的に結婚すべきかどうかは皆さんが「どういう人生を送りたいか」によって変わってきます。

一人で生きても楽しめるコンテンツが世の中に沢山あふれる時代ですから、もはや結婚は理屈で「する」「しない」を選べる時代ではありません。

なので、結婚をメリット・デメリットで考えても、アナタがどちらを選択するべきか、という答えは出ません。

ただ一つ言えることは、結婚はいつでもしたいと思ったときに出来るわけではありません。

歳をかさねるごとに結婚の難易度は高くなっていきます。

20代であれば誰でも簡単に結婚を出来ますが、30代になるとちょっと婚活を頑張る必要があります。

40代を過ぎると自分を選んでくれる人は極端に少なくなり、50代を過ぎると「なぜもっと早く婚活を始めなかったんだ」と自分を呪い始めます。

「結婚するべきかどうか」は人によって異なりますが、「結婚出来るかどうか」の可能性は時間の経過とともに低下していく、これだけは万人に共通する現実です。

ですから結婚にメリットがあるのかどうかは、一度結婚しやすい時期に結婚をしてみて判断してみればいいと思います。

結婚してみて「やっぱり結婚にメリットはない」と思うなら離婚をして再び一人の人生に戻ってくればいいだけの話です。

不貞をせず喧嘩別れをしなければ、離婚をしたとしてもそこまで人生に大きな変化はありません。

現代人の多くが結婚に踏み切れないのは、悪い意味で結婚を重くとらえ過ぎているからかもしれません。

欲しいゲームがあれば買うでしょうし、買ってみてそのゲームがつまらなければ売ればいいんです。

でもそのゲームが面白いかどうかはやってみるまで分からないでしょう?

結婚も同じことです。

結婚をしてみて、結婚が良いものなのか、悪いものなのか、確かめてみましょう。