統計局「平成27年国勢調査」によると、健常者の配偶者がいない人の割合は26.4%です。
また、内閣府発表の「平成25年障害者白書」によると、配偶者がいない割合は身体障害者の場合で35.4%、知的障害者の場合で96.7%、精神障害者の場合で63.9%です。
つまり、障がい者は健常者に比べて結婚で苦戦している人が多いのですが、表立って障害を持たれている方の受け入れをしている結婚相談所はそう多くありません。
そんな中、今回取材をしたブライダル横浜310様は障がい者の婚活を全面的にサポートしている貴重な結婚相談所です。
ブライダル横浜310の代表である佐藤様のインタビューを是非ご覧ください!
入会のきっかけ
——御社にはどういうきっかけ・方法で入会する人が多いですか?
佐藤さん:年齢的にそろそろ、結婚して落ち着きたい方、周りが結婚しているので自分も、という方が多いです。
あと当相談所では障がい者の方向けにも展開をしているので、最近は障がいを持たれている方の問合せも多いです。
主にホームページを見てお問合せいただくことと紹介で入会されます。
——男女比率はどうですか?
佐藤さん:当相談所は男性の方が多く、男性が6で女性が4です。
上でもご説明した通り最近は障がいを持たれている方の入会が多いので、一般的な結婚相談所とは男女比が逆です。
——障がいを持たれている方の婚活比率自体が男性の方が多いのでしょうか?
佐藤さん:男性の方が多いです。
障がいを持たれていると、婚活では女性よりも男性の方が少し難しくなる場合が多いです。
結婚相談所の選び方
——結婚相談所の選び方を教えてください
佐藤さん:仲人との相性、無料相談などで納得がいくまで説明などを聞いて信頼できると思ったら活動されてみてはと思います。
婚活が上手くいく人
——婚活が上手く人の特徴を教えてください
佐藤さん:素直で人の意見にも耳を傾け、積極的に活動されて行動を移せる方はうまくいきますね。
——逆に婚活が上手くいかない人の特徴を教えてください
佐藤さん:ネガティブを出してしまいがちな方、人を見下ろすえらそうな感じな方でしょうか。
価値観の変化
——結婚に対する価値観はどう変化したと思いますか?
佐藤さん:前は女性が働きたいといっても家にいてほしい男性が多かったように思いますが、経済的なことも大きいですが、現在は女性もいきいきと仕事を持っている方を支持されている男性も多くなってきた感じかと思います。
イクメンなどに代表されるように家事も分担して協力しています。
お互いの価値観を共用していて女性だから家事をやるとかいう印象がなくなってきたなと思います。
婚活エピソード
——今までで最も印象的だった会員様の婚活エピソードを1つ教えてください
佐藤さん:お見合いで1回お断りされたのですが、その後お相手の仲人さんから断ってしまったけど、できればまたお会いしてみたいとの連絡をいただいてその後、交際に発展したことです。
——1度断られたあとに再度連絡が来るのは珍しいですね
佐藤さん:一度お断りをしたあとにその方は何名かとお見合いをしたようですが、その上で結局は弊社の会員様の方が一番良かったようです。
あまりないケースなので印象に残っています。
ブライダル横浜310の強み
——他の結婚相談所と比較した場合の貴社の強みを教えてください
佐藤さん:私自身が透析を行っている障がい者なので、障がいは違えとも同じ障がい者という立場から障害を持たれている方へのアドバイス等など行い、障がいをもたれている方が安心して活動できるところです。
また今後はカラーコーディネーターを生かし、個々にあった色のアドバイスも行って、婚活するうえでその人にあった魅力を引き出して活動していただけます。
障がい者の方の婚活の難しさ
——障がい者の方特有の婚活の難しさなどはありますか?
佐藤さん:健常者の方ですと、男性の場合は収入とか学歴、女性の場合は見た目で選ばれることが多いです。
障がい者の方もそれらの要素は選ばれる基準になるのですが、どうしても障がいを持たれていると例えば「年収が低い」などのイメージを持たれがちなので、健常者の方より多少は時間と労力がかかります。
長いスパンで考えていただくようにはあらかじめお伝えしています。
開業のきっかけ
——結婚相談事業を立ち上げようと思ったきっかけを教えてください
佐藤さん:私も25年ほど前に結婚相談所を利用して結婚したのもあり、経験しているからこそ結婚したいと思っている方のアドバイスができるのでは思い始めました。
また、障がいがあると結婚したいと思っていても相談所でも引き受けが難しかったりするので、障がいを持たれている方にも活動できる場が広がればと思い始めました。
気をつけていること
——カウンセラーとして気を付けている事やポリシーはありますか?
佐藤さん:無料面談の際は初めて会うのでお相手も緊張されていると思うので、笑顔で接するようにしています。
親しみやすさをもって接し活動しているときは時には厳しいアドバイスもすることもありますが、嫌われてもいいですが、相手に押しつけにならないよう気を付けています。
業界の改善点
——今の結婚相談所という業界の改善点などがあれば教えてください
佐藤さん:昔ほどではないですが、敷居が高いと思っている方は多いと思います。
また、結婚相談所だと最後の要な感じの方が多いと感じている方も少なからずいます。
結婚したいと思った方が気軽に利用できるように、また結婚相談所ここが相談所の特色を打ち出すことも大切かなと思います。
結婚相談所の役割
——マッチングアプリや街コンなどのサービスについてどう思われますか?
佐藤さん:遊びとかただ彼・彼女が欲しいって方にはいいかもしれません。
ただ、中には既婚者の方が紛れていたりします。
本気で結婚を考えている方の場合、安心感という意味では危険かなと思います。
結婚相談所では独身証明書の提出が必要なので安心です。
最後に一言
——最後に、結婚相談の専門家として結婚を考える若者に一言お願いします
佐藤さん:結婚したい思ったら行動のみです。
職場の方、趣味のサークル、そして結婚相談所があります。
昔に比べ今は敷居も高くないですし、ネットが普及したことにより、婚活する場所も選べる時代で用しやすくなったのではと思います。
今日より若い日はもうないのですから一歩踏み出していただきたいです。
まとめ
以上がブライダル横浜310の代表、佐藤様のインタビューです。
障がい者の方で婚活に悩まれている方は、是非ブライダル横浜310の無料カウンセリングを受けてみることをオススメします。
佐藤様自身が障がいをお持ちで、かつ結婚相談所を通して結婚をした経験があるカウンセラー様ですから、きっと皆さんの悩みに共感し、親身に相談に乗ってくれるはずです!